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2011年度 3学期 6年生

6th 2011 3


「卒業レストランopen!」

「卒業レストランopen!」

閏日の2月29日,卒業式を間近に控えた6年生は,卒業生恒例の「卒業レストラン」をオープンさせました。計画から招待状配り,特製レシピや家での調理特訓等々,当日までに隠れた努力があったことは,子ども達と担任のみがしるところですが,誰一人不満を漏らすことなく,お世話になった先生方に,美味しいものを食べていただきたい!という思い一筋で頑張りました。
3人は「秘伝・お好み焼き」を,他の4人は「育6ぎょうざ定食」をメインディッシュにふるまいました。その他,ぎょうざの皮を使った「手作りおっとっと」,サラダバー,さらにデザートにフルーツポンチまでを用意し,レストランにいらした先生方を堪能させていました。
前日から準備をし,当日2時間OPENしたレストランを閉店したころには,さすがにくたくたで,自分たちのお昼ご飯にありつけたのは,午後2時。それでも,満足感いっぱいの笑顔で,全員が残り物を美味しく調理したものを頬張った1日でした。

「祝☆卒業 桜の香りにのせて」

「祝☆卒業 桜の香りにのせて」

3月6日。卒業式を三日後に控え,みんなで「桜茶」をお祝いに頂きました。塩漬けにしてあった桜は,1年前の春に,裏庭の八重桜をみんなで摘んだものでした。
「卒業前にみんなで飲もうね。」と口々に言いながら,ふっくらとした蕾を丁寧に摘み取り,水洗いをして,たっぷりの塩に漬け,冷凍庫に大切に大切に保管しておいたものです。
 塩の中に見える桜は,春そのままの色を保ち,お湯に入れると,華やかな香りとともに花開きました。
その様子を目にした子ども達は,大歓声。
「先生,すごい,春の色のお茶になったよ。」
「あーー,さくらもちの香り!!」
などなど,興奮しながら,それぞれが一服ずつ味わいました。中には,桜の花も茎も,お茶とともに頂いた子もいたほどです。
味わいながら,巣立つ日がもうそこまで来ていることを実感したひと時となりました。

「7人剛健★,卒業式にて」

「7人剛健★,卒業式にて」

3月9日,陽だまりあふれる学園体育室にて,第20回卒業式が行なわれました。
男子2名,女子5名の計7名が新しい未来へ向かって巣立ちました。
旅立ちの言葉の冒頭には,「心に太陽を持て」という,有名な詩から始まり,在校生や先生方,そして保護者への感謝の言葉でしめくくられました。
鮮やかなブルーのガウンとキャップに身を包み,卒業証書をしっかりと手に握りしめた子ども達は,どの子も心身ともに成長をした様子を感じることができました。
卒業式が進むにつれ,会場のどこからともなく漏れ始めたすすり泣きの声が全体へ広がり,会場は涙,涙,涙。晴れの門出は,おめでとうの気持ちがいっぱい詰まった涙があふれました。
星よりもきらきらと輝き,宇宙よりも雄大な心を持つ子に成長してくれた卒業生でした。
春からは,それぞれの学校や日本へと離れていってしまうみんなですが,この学園で過ごした仲間との思い出は一生の宝物になるはず。
ご卒業,おめでとうございます!

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