４年生は５月３０日から６月１日までの３日間、ケープメイに行きました。主な目的は、毎年この時期にケープメイの海岸に産卵のためにやってくるカブトガニの観察。そしてデラウエア州にあるすずきファームの農園見学です。この旅行で子どもたちが一番印象に残ったこと。それは、最終日に海で泳いだことでした。もちろんカブトガニや農園見学も印象的だったようですが、いつも学校ではプールで泳いでいる子どもたちは、海で波が来るたびにジャンプしたり、海の塩水をかけ合って遊んだりすることがとても楽しかったようです。家族へのお土産、ケープメイダイヤモンドをポケットにいっぱいつめて海を後にしました。

ニューヨーク育英学園の１学期の大イベント、運動会は５月１３日日曜日に行なわれました。４年生はこの運動会で、初めて係の活動を経験しました。まず、運動会前にどの係をやりたいか、学級会を開いて決めました。第一希望の係になれない子もいましたが、みんな納得して係分担ができたようです。予行練習では、本番係の仕事をどのように進めていくのかを覚えました。いよいよ運動会当日。得点係は赤白それぞれの得点を集計します。用具係は次の競技に使うものを運び設置します。決勝係は順位を決めます。児童管理係は応援席にいる下級生のお世話をします。それぞれがそれぞれの持ち場で、役割を全うし、高学年になった自覚を持った一日でした。

６月はじめ、４年生は幼児部ひまわり組を訪れました。自分たちより４歳も年下の弟や妹たち。この日は一緒にお弁当を食べて、食べこぼしたものを拾ってあげたり、食事のマナーについて優しく教えてあげたりしました。昼食の後は絵本を読んであげました。弟や妹たちの本のリクエストに応える４年生。電車の図鑑を見たいと言った男の子に、「いいよ。」「どの電車がすき？」「この電車、なんていう名前か知ってる？」「一番速い電車はどれだと思う？」と笑顔で話しかけると、男の子も恥ずかしそうに、質問に答えていました。最後に紙芝居を読んであげました。「一寸法師のはじまりはじまり！」ひまわり組のお友達も、みんな真剣に聞いていました。普段はなかなか交流がないお友達ですが、みんなが笑顔になった瞬間でした。