今年の学園祭、3年生の演目は「オズの魔法使い」でした。登場人物がストーリーの中で目指すものは、「かしこい知恵」と「優しい心」と「強い勇気」。これは3年生のクラス目標である「知・徳・体バランスよく」にぴったりで、クラス全員が学園祭の成功に向けて、一丸となって練習に取り組みました。劇中では、クラス全員による合唱やダンスのほか、劇の目玉である歌のソロパートもありました。子どもたちは、オーディションの後に配役を決め、台詞の暗記、動きの研究、合唱・ダンスの練習、大道具・小道具制作と、教科の枠組みを超えて練習・準備に励みました。そのかいもあり、本番では見事大成功。3年生一人一人が、練習の成果を出し切って堂々と演じることができました。今年の学園祭は300点。来年は4年生になるので、400点が目標です。

　子どもたちになじみ深いスーパーマーケットといえば、皆さんお馴染みの「ミツワ」です。社会の授業では、店で働く人の学習の一環として、NJ州エッジウォーターにある「ミツワスーパーマーケット」へ社会科見学に行きました。当日は3年生全員で見学した後、グループに分かれて店内を調べました。お店の人へのインタビューでは、「1日に何人くらいお客さんが来ますか。」「ミツワで働いている人は何人ですか。」など、積極的に質問し、普段聞くことができない貴重なお話を聞くことができました。子どもたちはこの社会科見学を通して、スーパーマーケットの仕組みやそこで働く人の工夫について、一層理解を深めたようです。3年生にとって、実り多い一日となりました。

　今年の3年生は、理科大好きキッズが本当にたくさん集まったクラスです。毎回、理科の授業はじめには「今日の実験は何ですか？」と尋ねるほどです。これまで数多くの実験を経験してきたそんな理科好きの子どもたちが、今までで一番盛り上がって取り組んでいた実験が、「太陽の光を調べる実験」です。鏡の角度を変えたり、鏡の枚数を増やしたり減らしたりすることで変化する光の様子がとても新鮮で不思議なものに感じたようです。そして、「虫眼鏡を使って光を集める実験」では、黒い紙と白い紙の上で光を集める対照実験を行い、黒色の光を集めるパワーに大きな発見の声を上げていました。これほど実験が大好きな科学キッズは、3学期はどんな成長を成し遂げてくれるのでしょうか。がんばれ将来の発明家達！