幼稚園に入園して間もない年少さんへのお手伝いをかって出た年長組さん。第１団はお片づけとお手洗いまでのエスコート、まっすぐ静かに歩けるように、手をつないで歩きました。少し日をおいて、第２団は、お昼寝の準備と静かに眠りに付けるように横に付き添い背中をトントンしてあげました。あまり眠くない年少組の子ども達も、やさしい年長組のお兄さんやお姉さんに一緒に横にいてもらい、スヤスヤとすぐに眠りについたようです。ひまわり組の子ども達へ「２年前みんなも同じように、やさしくしてもらってお昼寝したんだよ・・。すっかり大きくなったね。」

今年の年長組水泳教室はYMCAの大きなプールで、４月から５回行われました。昨年までは子ども達の足がプールの底に届かず少し不安感があったのですが、今年からは足台がつき、安心して泳ぎの練習が出来ました。水慣れから始まって、ばた足、顔つけ・・。３回目にはビート板を使って一人で、ばた足を使って泳げるようになった子どももいて、保育者を驚かせました。年長児の５回のセッションは毎回レベルが少しずつ上がります。子ども達は毎回の課題にチャレンジし、そして、克服できました。最終日、学園までの帰りのスクールバスは子ども達の達成感と誇りに満ちたぴかぴかの顔で満ちあふれていました。

年長組の子ども達と年中組の子ども達は、６月１日にTenaflyにあるネイチャーセンターに森の観察をする「森の幼稚園」を行いました。シーンと静まりかえった森の中を歩くと「耳、目、鼻、指・・・」が普段より蘇ってきます。普段見逃してしまう、鳥の声、葉っぱのにおい、いろいろな色が混じっている石や岩・・・。子ども達は、葉っぱや、木の枝や幹に鼻をすり寄せながら「ふ～ん　いいにおい・・」「ゴツゴツしてる・・」自然の香りや感触を感じとりました。子ども達は森という自然の中でしばし、ゆっくり、まったり優しい気持ちになれた時間を過ごしました。「また、森の幼稚園へ行きたい？」子ども達は「行きたい！！」元気な声がかえってきました。