例年のスケート教室に代わり、今年度は全校対抗の雪の造形アートコンテストである「ドカ雪コンテスト」が開催されました。コンテスト期間直前には、コンテストのために降ってくれたのではないかと思うほどの大雪がグランドを埋め尽くしました。４年生は、事前に計画していたエンパイアステートビルディングと東京スカイツリー、そして自由の女神を作るために早速活動を開始しました。１日目はただひたすら雪をかき集め、高く積み上げて固める地道な作業です。大きな除雪用のシャベルを使って、汗をかきながら取り組みました。２日目は、札幌雪まつりの解説動画で造形作りの方法を学び、早速挑戦。スコップを器用に使い、掘ったり削ったりして、身長よりも高い２つのタワーを作ることができました。それぞれのタワーの上には雪だるまなどの装飾をして完成です。努力の甲斐あって、コンテストでは第１位と第３位を獲得し、堂々の優勝！４年生は誇らしげに記念品をいただきました。

　２月までの縄跳び活動が終了し、体育の授業ではバスケットボールの学習が始まりました。４年生の体育では最後のゴール型ゲームです。初戦は予想通り、団子状態の泥試合となりましたが、チームごとに話し合って練習したり、プロの試合を観戦したりする活動を通して、たくさんのパス回しができるようになりました。休み時間には、それぞれのチームで作戦を図で示したスライドを使って議論するほど、４年生全員が熱中して取り組みました。「早く外に行きませんか。」と催促をして、授業が終わると真っ先に外に駆け出して行きました。体育最終日には、４０分授業を全て使った大試合。ボールと掛け声が飛び交う熱い試合を経て、今年度体育の幕引きとなりました。

　１学期より定期的に実施してきたScratchを使用したプログラミングの授業。その集大成として、３学期末には、全学年を招待してNY育英学園初の、ゲーム体験会を開催しました。その名も「NY育英ゲームショウ」。体育室には子どもたちが作ったオリジナルのゲームが映し出されたデバイスが並び、他学年の児童が順番にゲーム体験をしていきます。Meetの画面越しに、ゲームで遊んでいる友達にアドバイスやルール説明をする、オペレーターが４年生の当日の仕事でした。スーパーマリオのような横スクロール型ゲームから、ロシアンルーレットのような運の絡んだ対戦ゲーム、面白いストーリーの動画作品など、作品の種類は様々。参加した他学年の子どもたちも大興奮でした。相手の学年によって話し方や説明を変えたり、ゲームの難易度をリアルタイムで調節したりするなど、他学年に楽しんでもらうためにどう工夫するかを考えながら、活動することができました。