毎年の恒例となっている、年長組の水泳教室。保育室内をプールに見立てて水泳ごっこをした時には「明日は本当に水の中でバタ足するの？」とちょっぴり不安そうだった子ども達ですが、回を追うごとに水の気持ち良さを味わい、ビート板や蹴伸びなど、どんどん新たな挑戦に挑んでいました。その姿は勇ましくとても楽しそうで、それぞれが水泳を楽しんでいる様子がひしひしと伝わってきました。後半になると、建物に入るなり「あ～、このプールの匂い大好き～！」という声が聞かれるほど、プールを楽しみにしていた年長児でした。
　全６回を終えた後には、水と仲良くなった子ども達に表彰状が送られました。嬉しそうに表彰状を眺める目は、自信と喜びに溢れていました。

　虫歯予防月間でもある６月、３クラス合同で歯の大切さについて学びました。何が虫歯の原因になるのか、どうすれば防げるのか、などお話を聞いて理解を深めていると、子ども達からは「甘いものを食べたら虫歯になる。」との声が。「いえいえ、おにぎりでも歯磨きをしないと虫歯の原因になるのです！」と伝えると「えー！甘くないのに！？」と驚いた様子のみんな。虫歯を予防するには「何を食べたか」よりも「しっかり正しく磨いたか」ということが重要だと改めて知りました。歯の模型を使って、歯ブラシの動かし方やフロスの使い方なども確認し、ただ磨くだけでなく隙間を意識しながら歯ブラシを動かすこと、毎日の積み重ねの大切さなどを、一緒に学びました。正しい歯のケアを身に付けて、新しく生えてくる大人の歯を大切にしようね。

　今年度より、年長組では毎日英語の時間が導入されています。ゲームや発表する機会を通して、アメリカの行事や旗、アルファベットや身近な単語などに親しんでおり、あまり英語に馴染みのない子どもも、スマートボードでの動画やクレヨンを使った活動など興味が湧く内容なので、楽しみながら参加しています。中でも子ども達のお気に入りは大型絵本の時間！絵を見ながら「これは英語で〇〇って言うんだな。」「今のは〇〇のことを言っているのかな。」と集中して英語に耳を傾けています。英語教師はネイティブでありながら日本語も理解できる先生方なので、子ども達の日本での質問やつぶやきも丁寧に拾って答えてくれ、どの子も物怖じすることなく自由に発言し、英語に抵抗感なく親しむ絶好の機会となっています。