HIMAWARI 2009 2
12月に行ったShow&Tell。その名の通り、「見せて話す」です。子ども達はそれぞれの宝物を持ち寄り、「何を持ってきたのか。」「どうしてそれが宝物なのか。」「どのように使うのか。」などを発表しました。話す側が相手に分かりやすく話すことはもちろんですが、同時に聞く側も、「自分だったらどの様に聞いて欲しいか」ということを考えながら行いました。質問コーナーもあるので、1人約15分の発表になったのですが、全員真剣に話を聞いていました。1年生になったら使う筆箱を持ってきたお友達に、「筆箱に何をいれますか。」という質問がでると、ほかのお友達が「筆箱なんだから、筆だよ。」や、白熊のぬいぐるみを持ってきた子どもに「白熊君は何が一番好きですか。」の質問には「そりゃあ、○○くんだよ(持ってきた子どもの名前)。」などと、心を和ませる返答も飛び出すなど、今だからこその発表、質問がたくさんある活動となりました。
今年の年長児の発表は音楽劇「スイミー」でした。始めは絵本を保育者が読みながら、子ども達が自由に動くところから始めたのですが、徐々にイメージが膨らんできて、絵本にはない登場人物が生まれ、「ここではこんな台詞を言いたい」と台詞も子ども達が考えました。ある程度作品が出来上がってきた頃には、小学生との見せ合いも行いました。すると、小学生のよいところをどんどんと吸収し、大きな声に大きな身振り手振りが付いていきました。発表会前日には小学校6年生の劇に、「寝てる演技の時には、いびきをかいたほうがいいよ。」など、演技指導をしてしまうほどの俳優、女優に成長したひまわり組の子ども達。本番はもちろん大成功で、子どもに感想を聞くと、「舞台に立ったらどんどん楽しくなっちゃって、ず~っと出ていたくなっちゃった。」と、未来の大スターたちでした。
10月31日にハロウィンパーティーを行いました。子どもたちは朝から色とりどりの衣装を身に着け登園し、ちょっと照れくさいけど…でも嬉しい!!という気持ちが溢れでていました。 一人ずつポーズをきめて写真を撮ると、普段は恥ずかしがる子どもも、気持ちはすっかりプリンセスのようで素敵なポーズを決めていました。今年のパーティーは小学部と合同でした。まず幼児部の園児全員で「小さな世界」を歌い、その後、年少さんから6年生までが順番でステージでファッションショーをしました。たくさんの素敵な衣装を見てる子どもたちの気持ちは、すでに来年のハロウィーンで何を着るかだったようです。また、小学生はハロウィーンにちなんだ英語の歌も披露してくれました。その後は縦割りのグループ にわかれて「Trick or Treat」をしました。普段はお兄さんお姉さんのひまわり組の子どもたちも、この日は、小学部のお兄さんお姉さんに手を引いてもらい、3つの教室でお菓子やプレゼントをもらい、楽しくまわることができました。