3月3日に、お雛様の集いを行いました。子ども達の手には、それぞれのクラスで作ったかわいらしい雛人形が大事そうに握られていました。ひな祭りに関するクイズ、先生によるお雛様の由来のパネルシアターの後は、いよいよ子ども達による各クラスの雛人形の発表です。年長ひまわり組では、たまご型のプラスチックの入れ物の中に粘土と鈴を入れ、和紙をまわりに貼り、毛糸で髪の毛をつけ、千代紙の着物を着せました。また、土台にはいろいろな色の折り紙を細く切り、昔の畳のように横へ一本ずつ丁寧に貼り付けました。難しい製作でしたが、小学生目前のひまわり組の子ども達は、集中力を保ち、個性豊かな雛人形を作ることができました。発表でも、自信にあふれた様子で、起き上がる様子も分かりやすく、すみれ組、さくら組の小さいお友達に紹介することが出来ました。お帰りの前には、雛あられをみんなで食べて、「おいしい！」の声がたくさんあがり、たのしいひな祭りの一日を終えました。

朝一番に園庭へ行ったひまわり組。そこは一面銀世界で足跡ひとつありません。はやる気持ちの子ども達を抑え、まずは園庭の入り口で一列に並びます。そして「よ～いどん。」の声で、一斉にうれしそうな声を上げながら雪の世界へと入っていきました。寝転がり人型を作ったり、雪だるまを作ったり、氷や氷柱を見つけてきれいに磨いたりと、いつもとは違う様子の園庭に、子ども達の興味は尽きることがありません。雪に埋もれた園庭の遊具や階段も、子ども達にとっては新しい遊びを発見する場所です。子ども達は持ち前の好奇心や探究心をフル活動させていました。今年は、雪に恵まれた年で、ひまわり組では存分に雪遊びを楽しむことが出来ました。

幼稚園生活最後を飾る卒園式。週末の嵐で月曜日火曜日と学園が休校になってしまい、一時はどうなることかと思いながら迎えた18日木曜日の卒園式。21人の元気な子どもたちが立派な姿でお父さんお母さん、すみれ組さくら組の子ども達の前に現れました。緊張感漂う中、卒業証書を受け取り、お父さんお母さんを真っ直ぐ見つめ、感謝の気持ちを伝え、別れの言葉では、それぞれの子どもたちが考えた思い出や、先生方への感謝の気持ち、すみれ組さくら組へこれからの成長を応援する言葉を堂々と述べました。また、別れの言葉の中の歌も、気持ちを込め、大きな声で歌うことが出来ました。4月には小学1年生になる子ども達。すみれ組、さくら組のお友達の憧れのお兄さんお姉さん、保護者の方にとっては一段と成長した子ども達の姿が、みんなの目に焼きついた卒園式となりました。