外遊びが大好きなすみれ組。寒くたってへっちゃらです。コートと手袋をしっかり身につけて冷たい風の中、元気いっぱいかけだします。子どもたちの大好きな遊びは「鬼ごっこ」。普通の鬼ごっことは違い、先生が鬼となり、子どもたちを捕まえにいきます。逃げるお友だち、戦うお友だち、鬼の勢力を弱めるために「ビリビリ玉」（子どもたちが作りだした砂のお団子）を作るお友だちなど、子どもたちの好きなルールで鬼ごっこを楽しみます。「電車に乗って逃げまーす。」など、走りつかれた子どもだちは遊具を乗り物に見立ててみたり、鬼に見つからないように隠れ家を作ってみたり、みんなで自由に遊ぶ中であみ出されたこの遊びは、子どもたちの遊びの力、想像力でいっぱいです。

子どもたちが毎月楽しみにしているクッキング。12月のメニューはカレーライスでした。カレーライスの指遊びをしながら作り方を伝えていきます。「♪にんじん・たまねぎ・じゃがいも・ぶたにく～・・・♪」みんなも歌いながら上手に野菜を切っていきます。切ることがとっても上手になったすみれ組さん。言われなくても野菜を持つ手はグーの形になっています。次に切った具財を炒めていきます。「いいにおいがするね。」「おいしく、おいしくなーれ。」とみんなで気持ちを込めてかきまぜていきます。みんなの気持ちは野菜たちにも伝わるようで、毎回とってもおいしく出来上がります。保護者の方々からも、「苦手な野菜が食べれるようになった。」「お手伝いをしてくれるようになった。」と好評のクッキングです。

「見て、あれ何？」必死に発見したものをお友だちに伝える子どもたち。子どもたちが楽しみにしている「森の幼稚園」です。普段は歩かないような自然なままの姿の山道をゆっくりゆっくり散策します。たくさんの葉っぱや木の実、見慣れているつもりでもよく観察するとたくさんの面白いものを発見することができます。「この葉っぱはざらざらするね。」「ここを触るとチクチクするよ。」など、楽しいおしゃべりがつきません。空を見上げて空と高い木々の葉っぱを見て「なんか絵みたいだね。」とお友が言うと、一斉にみんなが空を見上げました。とても天気のよい日で、空が大きなキャンパスのようになっていて、とてもうれしい気分になったことを、ついこの間のことのように思い出します。とても楽しい森の幼稚園でした。