SUMIRE 2010 3
3学期最初の行事、もちつき大会では、子どもたちの活気あふれる掛け声の中、楽しく盛大に行うことができました。
最初に職員のデモンストレーションを見た子どもたちは、その迫力にびっくりして「すごいねぇ」「わぁ、力すごい」「早くやりたいねぇ」と目を丸くしていました。
みんな順番に挑戦していったのですが、杵は想像以上に重かったようで、子どもたちは顔を真っ赤にしながらついていました。そして少しずつやわらかくなっていくお餅をとてもうれしそうに見つめていました。お餅が伸びるたびに子どもたちの体も一緒に伸びていく姿がとてもかわいらしかったです。
よいしょ、よいしょと、力いっぱいがんばってついたおもちはとっても美味しかったようで、みんなたくさんおかわりをして満足そうにしていましたよ。
すみれ組の人気はみんなで作った雪だるまの“ゆきくん”&“ゆきちゃん”です。気温が低かったり、雪が降ったりしてなかなか外に出られなかったので、みんなでお部屋に雪を降らして遊ぼうと、この雪だるま計画が始まりました。「お外よりいっぱいの雪にしよう。」「わぁ、冷たい。」「私は帽子を作ってあげよう。」など、子どもたちらしい会話やアイディアで毎日この雪だるま作りは盛り上がっていきました。雪だるまが出来上がると、次は雪だるまにマフラーをかけてあげようと、小さなフェルトにボタンや毛糸などたくさんの飾りをつけ、それをみんなでつなげて長いマフラーを作りました。この作品はまとめにふさわしい共同製作となりまた、友だちと楽しく進んで取り組む姿は、1学期の頃とは比べものにならないほど立派でありました。
いよいよ卒園、進級が近づいてきました。子どもたちは、お別れ会へ向けてひまわり組さんへ感謝の気持ちを込めてプレゼント作りを行ないました。紙版画で様々な模様や絵をあしらったフォルダーはとてもステキに出来上がり、「ひまわり組さん、喜んでくれるかな?」「あ~、僕も欲しいよ。」など、自分たちの作品に惚れ込むほどでした。
当日は、立派に入場してくるひまわり組さんをみて、すみれ組さんも少し緊張した表情で背筋をピンと伸ばし、拍手で迎えていました。また、司会進行する係、プレゼントを渡す係など、自分たちの役割を決めてお別れ会を盛り上げていくことができました。立派に役割をこなす子どもたちの表情はすでにひまわり組さんのようでしたよ。みんなももうすぐひまわり組!