３学期が始まり、全日制幼児部の子どもたちが元気に顔を合わせた翌日、新年をお祝いして『もちつき大会』が行われました。「頑張ってつくからね。」「おいしいお餅できるかな。」と、とても楽しみにしていたすみれ組さんです。もち米が炊ける良い香りが漂うさくら組のお部屋に全員集合して、いよいよ、もちつき大会が始まりました。先生方が、大きな臼と杵を使ってお餅のつき方を教えて下さいました。「よいしょ！よいしょ！」と元気な掛け声とともに、とても美味しそうなお餅ができあがりました。さて次はすみれ組の番です。杵をしっかり持って力いっぱいお餅をつきました。つきあがったお餅の味付けは、きな粉としょうゆです。みんなで干支のペープサートともちつきクイズを楽しんだあと、すみれ組のお部屋で新年を祝いながらいただきました。「おもちおいしいね！」「おかわりしていいの？」と大好評。つきたてのお餅の味は格別だったようです。

２月も終わりに近づいたこの日、３月の卒園を控えた年長のひまわり組さんに向けてお別れ会が行われました。この日のためにすみれ組さんは手作りのプレゼントを用意していました。「いままでいっぱい遊んでくれてありがとう。」「小学生になったらお勉強頑張ってね」。みんなでお別れの言葉も考えました。そして、すみれ組さんからは司会が２名、初めての大役を勤めることになりまた。どきどきと緊張していたとは思いますが、毎日の練習の成果を出して、当日は堂々と役目を果たすことができました。すみれ組のみんなも、練習どおり大きな声でひまわり組さんへの送る言葉を言うことができ、心から「ありがとう。」の気持ちを伝えることができました。ひまわり組さん、また、会えたら一緒に遊ぼうね。

世界的なジャズドラマーであるジョナサンブレイクさんが、昨年に引き続き育英学園の子どもたちのためにコンサートを開いてくださいました。ブレイクさんは、全日制年中すみれ組と小学1年生の保護者の方なのですみれ組のみんなは顔見知りです。演奏に使われた楽器はドラム,ベース,サックスです。演奏者の紹介のあと早速演奏が始まりました。一曲目はジャズにアレンジされた「うれしいひなまつり」です。みんなのよく知っている曲なのでとても嬉しくなりました。ブレイクさんから、「ジャズは曲のルールを守れば、自由に曲をアレンジできる素敵な音楽だよ。」と教えてもらいました。ちょっぴり難しかったけれど、「となりのトトロ」の曲が魔法のように変わっていくのでとても驚きました。知っているフレーズを曲に合わせて自然に口ずさみ、身体で感じていたすみれさんでした。続いての質問コーナーでも「いつドラムを始めたんですか。」「何曲ひけるんですか。」など好奇心いっぱいの子どもたちです。最後の曲は世界初ジャスにアレンジされた「学園歌」。子どもたちの大合唱の中コンサートの幕は閉じました。