「さくら組さん小さかったね！」対面式を終えた子どもが言った一言です。三つの学年が始めて顔合わせをして、年少さくら組さんを歓迎する会「対面式」が行なわれました。すみれ組さんは昨年度歓迎してもらった側でしたが、いよいよ迎える側として準備をしました。さくら組さんが喜んでくれるように、手作りのてんとう虫のペンダントを作り、出し物として披露するために、「マルマルモリモリ」を一生懸命練習しました。練習の甲斐あってにこにこ笑顔でダンスを披露してくれたすみれ組さんでした。少し緊張気味だったさくら組さんの表情も和らぎ、思わず口ずさんだ子もいました。いよいよてんとう虫のペンダントを渡す番になり、小さいさくら組さんの首ににやさしくかけてあげました。いたわりの気持ちをもったやさしい子どもたちです。

五月晴れが気持ちよい日、幼児部で「春の遠足」に出かけました。行き先は動物園もある広い公園です。遠足の前に当日の午後に行なわれた縦割りのグループで昼食会が行なわれました。すみれ組では動物園のダンス、大型バスの手遊びなどの遠足ごっこをして心待ちにしていました。動物園ではヒツジやウマ、マウンテンライオン、サルなどを見て友達と楽しさを共有しながら、春の気持ちよい空気を味わいました。昼食後は、縦割りのグループに分かれ、公園内の森で「探検ごっこ」をしました。春の公園でみられる「アリ」や「虫の食べた葉っぱ」「タンポポ」などのアイテム探してカードにシールを貼ります。しっかりと年少さくら組さんの手を繋ぐすみれ組さん。一年の園生活を経てすっかりお兄さんお姉さんに成長した姿を見せてくれました。

夏の青空に子どもたちの楽しい声が響き渡りました。「今日は水遊びするの？」この時期、毎日子ども達は水遊びが待ちきれません。お日様に照らされた体も冷たい水の感触で一気に涼しくなります。「冷たい！気持ちいいね！」最初は小さなプールに溜まった水の冷たさを足や手で楽しんでいた子どもたちもスプリンクラーやスライダーから出る水を捕まえたり、スライダーを思いっきり滑ったりして楽しみます。頭も体も思いっきり濡れて、全身で夏を感じている子どもたちです。大きなシャボン玉を広いグラウンドで飛ばすのも子どもたちの楽しみです。「ほらほら！こんなに大きいシャボン玉ができたよ！」子どもたちの笑顔は絶えず、水遊びの日はなかなか部屋に戻りたくないすみれ組さんです。