週１回行われる英語の時間を、毎回子どもたちはとっても楽しみにしています。英語のある日は自由あそびの時間が少し短くなるりますが、それでも子どもたちは誰一人嫌がることなくあっという間にお片づけをして、英語担当のニック先生を今か今かと待っています。３学期は数の数え方やお天気のことを歌や絵本、カードなどを使ったり、ゲームをして楽しんだりしながら英語に親しんできました。4月当初は自信がなく小さな声しか出なかったさくら組のお友だちも、今では元気いっぱい「Good morning!！」と、朝から大きな声で挨拶をしています。また、ニック先生と話をしようと、一生懸命に英語とジェスチャーとそして日本語を交えて話す子どもたちの姿は、新しい言語を吸収しようとするパワーであふれています。さて、４月からは年中組になり、英語の時間は週２回になります。さくら組さん国際人を目指して頑張って！

大雪に見舞われた今年の冬。お蔭様で子どもたちはたっぷりと雪遊びを楽しむことができました。手袋、帽子、そしてスノーパンツにブーツと完全装備で雪の中に飛び込んでいきます。子どもたちの膝丈まで積もった時には、雪の上を歩くだけでも楽しい遊びになっていました。小学４年生との交流会の日も、裏庭にたっぷりの雪。小学生と一緒に雪だるまをたくさん作りました。遊んでいくうちに小学生のお兄さん、お姉さんがさくら組さん用に「かまくら」を作ってくれることになりました。さくら組の子どもたちも一緒に雪を集めてきたり運んできたり、楽しみながらお手伝いをしました。そして完成！お兄さんお姉さんに感謝しながら出来上がったかまくらに入りました。なんだか「しーん」と静かでした。小学生と大きな雪玉を転がしたり「かまくら」に入っている姿などとてもかわいらしいものでした。友だちと一緒に遊ぶことが楽しくなってきたさくら組さん。雪遊びの中にも、アイディアを出しながら色々な遊びに発展させていくようになりました。

３月のひな祭りに向けて、さくら組に大きな七段飾りのおひな様が飾られました。あまりに大きく立派なひな人形に子どもたちは目を輝かせ大喜び。毎朝登園してひな人形を眺めては、“これが、3人官女だよね。”“右大臣のお人形は顔が赤いんだね。”など、歌を通して覚えた人形の名前を繰り返し話していました。　また、ひな人形制作の時には、何度も本物のひな人形をじっくり眺めて “同じだね。”と丁寧に作り上げた子どもたちでした。出来あがった作品はみんなの自慢の一作となったようです。「ひな祭りの集い」では一生懸命に作ったお花かみで作った力作の「お花のひな人形」をみんなの前で作り方を説明しました。少し緊張しましたが、「かわいい～」と感嘆のこえが聞こえ嬉しくなりました。3月３日に行われたひな祭りの集いでは、子ども達の美しいものを慈しむ気持ちや優しい気持ちを大切に、これからも大きく成長していってほしいと思います。