幼児部の中で年長ならではの活動の一つがお泊り保育です。ひまわり組の子ども達もこの日を心待ちにしていました。お泊り保育に行くまでに、荷物を園に持ってきて「荷物検査」を行なったり、実際に寝袋に寝てみる「お泊り保育ごっこ」したりします。心の準備ができると共に、さらにお泊り保育への期待感が高まります。お泊り保育の場所となるキャンプ場は、豊かな緑に囲まれ、宿泊するキャビンの近くには美しい湖が広がります。そんな大自然の中、ハイキングやネイチャーゲーム、そしてカレー作りやキャンプファイヤーなど楽しいことが盛りだくさんの一泊二日です。お泊り保育を終えた子ども達は「もっと泊まりたかったね。」「ここに住みたいね。」と笑顔と達成感に溢れていました。

幼児部最後の運動会として頑張った秋の大運動会。最高学年としてひまわり組の子ども達も力いっぱい競技に取り組みました。年長ダンスでは「ココロのちず」の曲に合わせて、旗ダンスと組体操を披露しました。とびきりの笑顔で息の合った旗ダンスを披露した後、真剣な表情で組み体操に取り組みました。一人の組体操から、八人で作りあげるピラミッドの組体操、全員で行なうドミノの組体操まで、みんなの気持ちが一つになった瞬間でした。ひまわり組らしい元気いっぱいの演技の中にも、何度も練習を積み重ねた一体感とクラスの強い繋がりが表れた演技となりました。

ひまわり組が学園祭で行なったのは、「ピーターパン」の劇です。劇の練習前に絵本を読んで、夢いっぱいの話と、楽しい登場人物達にすっかり引き込まれた子ども達でした。絵本のわくわくするような話をもとに話し合いを重ね、ひまわり組のピーターパンの話を作り上げました。劇では役になりきっていた子ども達、台詞を言う際の振りやダンスも、子ども達のアイディアを取り入れながら楽しい劇となりました。本番では緊張しながらも劇を堂々とやり遂げていました。「お家の人に上手って言ってもらえて嬉しかったよ。」とやはり、お家の方に見に来ていただいたことが一番子ども達にとっては励みになった学園祭でした。