床に足を揃えて，深々とした礼から始まりました。３年生のお題は，「友だち」です。なんだか，今の３年生を象徴しているようなお題です。静寂に包まれたなか，みんな一字一字ていねいに書き初めを行っていました。普段の活発な姿とうってかわって，みんな集中して取り組んでいます。３枚の半紙には，子ども達の今の気持ちがよくあらわれていました。納得いく字が書けた子も，そうでない子もいましたが，それぞれが新年にふさわしい意気込みを持って「書き初め大会」に臨むことができていました。書き終えた後は，また気持ちを込めて礼をしていました。礼に始まり，礼に終わる。よい１年の始まりを感じさせる「書初め大会」でした。

　１学期は終日オンラインだったので，２学期には大量のテストをひたすらこなす時期でした。そして，テスト三昧の２学期を終え，ようやく普段の学校らしいことが３学期にできるようになってきました。３年生も子ども達が主体的になって取り組める活動，「係活動」をスタートさせました。３人１組になっての係活動。これは，ポスター作りをしている様子です。チーム名を何にするか，クラスのみんなに役立つことは何だろうか，と各グループ楽しそうに話しながら，自分たちのクラスを盛り上げる工夫を考えています。チーム結成後，さっそく，帰りの会でクイズを出したりするなど，動き出している係もありました。これからどんな活動をしていくのか楽しみです。

　大雪が降った次の日。子ども達にとっては，待ちに待った時間がやってきました。普段は，緑の芝生で覆われている運動場が，白一色。NYの冬の良さの一つです。子ども達は，寒さなんてなんのその，元気に雪の中に突撃していきました。先生も，子ども達に負けずと一緒に雪遊び。ところが，もう節分は過ぎているはずなのに，雪玉という大きな豆をたくさん投げつられてしまいました。みんな元気がありあまっています。「鬼じゃないよ！」と言って，投げ返す姿は，まさに鬼のようになっていたかもしれません。雪遊びを終えて，雪でできたちょうどよいベンチに座っているみんな。その後ろには，ちょうど看板が後ろにあって，「新聞の宣伝写真みたいになるね」などと子ども達が話していました。