「学校探検」と題して、今年最初の２年生と１年生の合同授業を行いました。入学したばかりでよくわからない。あるいは、幼稚園は知っていても、小学校のお兄さんお姉さんが使っている教室についてはよく知らない。そんな１年生もいるのではないかと思い、２年生が主体となって育英学園を案内することにしました。国語の「メモをとるとき」の学習で、伝えたいことを短くメモすることを練習した２年生。案内したい場所を選び、行き慣れた場所でも、再度見直し、１年生へのおすすめポイントや豆知識も交えながら原稿を考えました。本番では、オンラインで各教室を繋ぎ、クイズなども交えながら、緊張する中がんばりました。最後やり切った後、２年生教室では、みんなでお互いを讃えあい拍手の嵐でした。

　２年生では、夏野菜を育てるために学級園の整理や、種まきをしました。なにを育てたいかをみんなで考え、育て方について調べました。野菜の水やりや肥料以外にも、「雑草が、栄養をとっちゃうよ！」「水やりの担当もきめなきゃね。」とお世話付きで、アイデア豊富な２年生。教室のカップの中で芽が出て、背が伸びていく野菜たちを毎朝見るのがクラスの日課になりました。まだまだ育ち始めたばかりなのに、「私たちが食べる前に、動物さんにたべられないようにしなくちゃ！」ともう収穫するときのことを考えている、ちょっと食いしん坊な二年生でした。

　６月１５日、生活科ボードを手に、裏庭に繰り出しました。外は雨が降った後の晴れ晴れとした夏空。暑すぎず、寒すぎない、心地よい風のふく中、「夏の季語」を実際に目で見て、感じながら俳句を書きました。俳句の指導をしてくださる松前先生から聞いたアドバイスと、目の前にある景色をヒントに各が思い思いの作品を作りました。時より地面の下で動くものをじっと見つめたり、座って空や木の葉っぱをじっとみたりと、俳句を書くことで、今の季節の様子やこの時期にしかない草花や動物たちにたくさん気づくことができた様子でした。指折り５・７・５のリズムを数えながら、「１文字足りない。。。」「次は多すぎる。」と呟きながら、試行錯誤していました。２年生らしい素晴らしい作品たちが今回もたくさんできました。