９月１２日（日）に、３・４年生合同デラウェア州移動教室が開催されました。児童は、事前学習として、カブトガニの生態について学習したり、鈴木ファームで質問したいことをまとめたりしました。当日は、まず、ケープヘンローペン州立公園内ネイチャーセンターでカブトガニふれあい体験を行いました。実際にカブトガニに触れ、「甲羅が思っていたよりも硬い。」、「裏返すとたくさんの足がある。」と、興味津々でした。次に、鈴木ファームで農作物収穫体験を行いました。ほとんどの児童にとって初めての収穫体験でした。収穫したねぎを大事そうに抱える児童、ナスをなでながら「早く食べたい。」と言う児童など、大興奮な様子が見られました。教室内ではできないたくさんのことを経験し、大変学びの多い移動教室となりました。

　１１月２０日（土）に学園祭が行われました。３年生の演目は「忍たま乱太郎　３年は組の約束の段」でした。１０月から始まった学園祭の練習では、児童が意見を出し合い、声を掛け合い、そして励まし合いながら、全員で一つの目標に向かって精一杯取り組んできました。学園祭当日、出番を待つ控室では、「あと何分で私たちの出番？」、「両親には一番後ろの席から見て欲しいな。」と、楽しみな気持ちと緊張が混ざり合った様子でした。本番では、練習の時には時間のかかっていた大道具の出し入れもスムーズに進み、セリフの順序を間違えることもなく、劇は大成功に終わりました。この学園祭への取り組みを通して、児童は日に日に頼もしく、たくましく成長しました。これからの３年生も楽しみです。

　１０月１８日（月）に、イングルウッドクリフス消防署で、社会科校外学習を行いました。見学は終始英語でのやり取りとなり、難しい場面もありましたが、児童は真剣に話を聞き、ワークシートはメモでいっぱいになっていました。消防車の見学もさせて頂き、実際に消防車に乗ることもできました。消火活動に使用する様々な道具を見せてもらったり、触らせてもらったりし、児童はその頑丈な見た目や重さに、驚いた様子でした。見学を通して児童は「消防士は色々な危険にさらされながらも、私たちの暮らしを守ってくれていて、すごいと思った。」、「消防車にはたくさんの機能が備わっていて、かっこいい。」などと発言し、暮らしを守る消防士についての理解と尊敬を深めることができました。