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学園アドバイザー紹介①:巽 孝之さん

「人種のサラダボウル」ニューヨークで学ぶ子どもたちへ
――慶應NY学院長からのエール

この度、より質の高い教育を目指し、NY育英学園の外部アドバイザーの1人として慶應義塾ニューヨーク学院の巽孝之学院長をお招きいたしました。
以下のビデオにて、巽さんの自己紹介および、「ニューヨーク育英学園に期待すること」としてメッセージをいただきましたので、ぜひご覧ください。

プロフィール:巽 孝之(たつみ・たかゆき)さん

1955年東京生まれ。上智大学卒業。コーネル大学大学院博士課程修了(Ph.D,1987年)。現在、慶應義塾大学文学部名誉教授( 2021年〜)/慶應義塾ニューヨーク学院長(2022年〜)。アメリカ文学思想史・批評理論専攻。日本英文学会監事、アメリカ学会理事、日本アメリカ文学会第 16代会長を歴任。 2009年より北米学術誌The Journal of Transnational American Studies 編集委員。

代表的著書に『ニュー・アメリカニズム』(青土社、1995年度福沢賞;増補新版 2005年)、Full Metal Apache: Transactions between Cyberpunk Japan and Avant-Pop America (Durham: Duke UP, 2006) など多数。


巽さんからのメッセージ

グローバルの縮図ともいえるニューヨークに位置するニューヨーク育英学園に期待されていることは何ですか?

かつて半世紀以上前、私自身が幼年期を過ごした 20世紀中葉、昭和の日本において、国際的に活躍すると言ったら自国の言語文化を忘れるほどに英語圏の言語文化を全面的に吸収することでした。

現在、21世紀初頭を迎えた令和の世界において、グローバルに活躍すると言ったら、英語圏のみならず自分自身の出自である言語文化圏の遺産も決して失わず、バイリンガルかつマルチカルチュラルであろうとする「多様性」尊重の教育が求められています。

世界の中心であり、かつて「人種のるつぼ」「人種のサラダボウル」の象徴とされたニューヨークに位置するNY育英学園には、是非ともそうした異なる言語文化圏同士の価値の併存が自然に吸収できるような人材を育てていただくこと、強く希望する次第です。


去る2025年2月18日にニューヨーク育英学園とニューヨーク日本人教育審議会、(公)海外子女教育振興財団の3団体が集まり、ニューヨーク・ニュージャージー地域における教育連携のさらなる強化を目的に、連携協定に関する調印式を開催した際には、巽孝之学院長にオブザーバーとしてご参加いただいています。
※調印式に関する記事は【こちら