フレンズアカデミーウィークエンドスクール(マンハッタン)
マンハッタンのウェストサイドにあるニューヨーク育英学園フレンズアカデミーウィークエンドスクールは、最大8人までの少人数クラスで、あたたかな雰囲気を生かした授業を行っている。一人ひとりに目が行き届く環境の中で、子どもたちは安心して発言し、友だちの言葉にも耳を傾けながら、のびのびと学びを深めている。
平日はアメリカの現地校に通う子どもたちにとって、週末に日本語に触れる時間は貴重な機会だ。

当校では、国語の授業の一環として、机に向かう学習だけでなく、遊びを取り入れた活動を通して体感として学ぶ機会を大切にしている。
たとえば、かるたを取り入れ、言葉への関心を高めている。子どもたちは札の言葉に集中し、「あった!」「これだよ!」と声を上げながら、夢中になって取り組む。楽しさの中で日本語を繰り返し聞き、使うことで、語彙は自然と増えていく。

3学期に入り、4年生のクラスでは、授業で漢字カルタや四字熟語カルタを取り入れており、毎回白熱した取り合いが繰り広げられている。個人戦やグループ戦など、さまざまな形で活動する中で、クラスメートとの交流を楽しみながら、自然に漢字や熟語を覚える有意義な時間となっている。

他にも読み聞かせやクイズ大会なども取り入れている。
少人数クラスだからこそ、子ども同士のやり取りも活発になり、「それなに?」「こういう意味だよ」と言葉を交わし合う場面が多く見られる。教師はその一つひとつの発言を受け止め、言葉の意味や類義語などを丁寧に示し、発展的な学びにつなげている。
当校では、遊びを取り入れた日本語の授業を通して、子どもたちが楽しみながら表現力を育んでいけるよう、今後も工夫を凝らした取り組みを続けていく。