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フレンズアカデミー

もちつきを通して、地域の子どもたちと交流

ー ニューヨーク育英学園フレンズアカデミー

1月18日マンハッタンのアッパーウェストサイドにあるニューヨーク育英学園フレンズアカデミー校では、日本の伝統文化に親しむ体験行事として、もちつきが行われた。この日は在校生に加え、地域の子どもたちも集まり、日本文化を一緒に体験する温かな時間となった。

会場には、アメリカで生まれ育った子ども、日本から来たばかりの子どもなど、さまざまなバックグラウンドをもつ参加者が集まった。もちつきを初めて体験するというケースも多く、臼や杵、蒸したもち米を目にして、驚きや期待に満ちた表情を浮かべていた。

行事のはじめには、もちつきに使う道具や、日本ではお正月や節目の時期に家族や地域が集まってもちをついてきたことが紹介された。フレンズアカデミー河野ディレクターが杵と臼を見せながら「これを見たことがある?名前は知っていますか?」と聞くとハイ!ハイ!と小さな手が上がりお子さんが「それはきね!」と答え、会場が沸いた。

実際にもちつきが始まると、重い杵を手にした子どもたちは、その感触に驚きながらも、一人ずつ順番を守って挑戦した。「よいしょ!」という日本語の掛け声に合わせて力を込めるたびに、会場には拍手や歓声が広がった。初めて体験する子どもたちも、周囲の応援に背中を押され、笑顔で参加する姿が印象的だった。

よいしょー!
よいしょ!

つき上がったおもちが持ち上げられると、「できた!」「のびる!」と歓声が上がり、達成感に満ちた空気に包まれた。その後、できたてのおもちを味わいながら、参加者は「やっぱりきねつきのおもちは特別ですね。」「年に一度、これからも毎年味わいたい」などと語った。

たくさん食べちゃおう
美味しくてたくさん食べちゃう

ニューヨーク育英学園フレンズアカデミーでは、このように、餅つきをはじめとする行事を通して、日本の文化や季節の行事を地域と共有する取り組みを続けている。海苔巻き作りや書道体験、和楽器による音楽会など、実際に体験しながら日本文化に親しむことのできるイベントを企画・開催してきた。こうした文化体験を通して、日本の魅力や価値を伝えるとともに、地域の人々との交流を深める機会としている。

日本の四季折々を感じさせる窓際の飾り付けも地域の住民から好評を博しており、散歩の途中で足を止め、「What is this? So beautiful!」と声をかけられることも少なくない。こうした何気ない交流を通して、日本文化への関心が自然と広がっている様子がうかがえる。

これからの季節には、玄関に立派な雛人形を飾る予定なので、地域の方々にもぜひ立ち寄って、日本の季節行事に触れていただきたい。