閉じる
サタデーM校

教室を飛び出して広がる学びの場。幼児部の秋の遠足、アメリカ自然史博物館見学

育英サタデースクールマンハッタン校

育英サタデースクール・マンハッタン校の幼児部では、日々の保育や学習で培ってきた興味や関心を、実際の体験につなげる機会を大切にしている。中でも秋の遠足は、教室とは違う環境での校外保育として、子どもたちが心待ちにしている行事の一つだ。

2025年10月18日、年中・年長クラス合わせて19名が、マンハッタンにあるアメリカ自然史博物館(American Museum of Natural History)へ出かけた。スクールバスに乗り、摩天楼の間を北へ進む道中では、車窓に映る街の景色の中から「秋らしい色」を探し、オレンジや黄色を見つけるたびに嬉しそうな声が上がっていた。

博物館に到着すると、まず海洋生物の展示を見学した。天井いっぱいに広がるシロナガスクジラの模型を見上げ、「大きすぎる!」「近くで見るとドキドキするね」と、驚きや感想を口にする子どもたち。ゾウアザラシやイルカ、カニ、ヒトデなどを前に、それぞれの形や特徴をじっくり観察していた。これまで絵本や制作活動で親しんできた海の世界が、目の前に広がったことで、言葉と実物が結びついていく時間となった。

続いて恐竜の展示室へ移動し、首の長いブラキオザウルスを見上げたり、トリケラトプスの前足の骨に触れたりしながら、「どうやって歩いたのかな」「重そうだね」と想像を膨らませていた。迫力ある展示に囲まれ、遠い昔の世界に思いを巡らせる貴重な体験となった。

見学後はセントラルパークまで歩き、秋のやわらかな日差しの中で昼食をとった。食後には芝生を走り回ったり、色づいた葉やどんぐりを拾ったりと、自然の変化を全身で味わっていた。

帰りのバスでは、「とんぼのメガネ」「どんぐりころころ」「手のひらを太陽に」など、日本語の歌を元気いっぱいに歌う子どもたちの声が響いた。一日の出来事が歌や言葉となってあふれ出し、表情には満足感がにじんでいた。

育英サタデースクール・マンハッタン校では、週1回という限られた時間だが、教室の中だけの学びだけではなく、ニューヨークという環境を活かし校外活動を交えながら実際体験できる場を積極的に設けている。また、子どもたちが感じたことや考えたことを、日本語で表現する経験を重ねている。子どもたち一人ひとりの成長を丁寧に見守っている。学びが教室の外へと広がるこの遠足は、子どもたちの心に残る特別な一日となった。