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よいしょ!の声が響いた餅つきの日

育英サタデースクールポートワシントン校

12月20日、育英サタデースクールポートワシントン校(ニューヨーク州ポートワシントン)にて、毎年恒例の餅つき行事が行われた。創立当初から続くこの伝統行事は、日本文化を体験するための大切な機会として位置づけられている。今年も幼児部年中から小学2年生までが参加し、蒸したてのもち米の香りや杵・臼の手触りなど、五感を通して日本文化の豊かさに触れた。

当日の朝は、準備してあった蒸した餅米のふくよかな香りが立ち込めていた。朝の会の時間には「なんの匂い?」「ご飯の美味しそうな匂い!」と、子どもたちは期待に満ちた表情で廊下を覗き込み、これから始まる体験に胸を弾ませていた。

このお米がお餅になるの?
このお米がお餅になるの?

いざ餅つき会場へ入ると、子どもたちの表情はさらに明るく輝いた。立ち上る湯気や臼と杵の存在感が場の空気を盛り上げ、子どもたちの好奇心が膨らむ。伝統行事がもつ独特な雰囲気が、子どもたちの内側に微かな緊張感を芽生えさせる。

どうやってお餅になっているのか気になる幼稚園生
どうやってお餅になっているのか気になる幼稚園生

蒸し上がった米を手で触り、潰し、味見しながら「いつものご飯よりネバネバしてる。」と興味津々に観察する姿も見られた。杵を持てばその重さに驚きつつ、順番を守って挑戦し、元気な「よいしょ!」の掛け声とともにクラス全員で臼をつき上げた。つき上がったお餅が持ち上げられると、「うわあ〜!」という歓声が響き渡り、会場は達成感で満たされた。

できたてのお餅を醤油やきなこなどの好みの具材と合わせて味わう時間は、子どもたちにとって格別で、自分たちの手で作ったものをその場で食べる喜びが笑顔となってあふれた。子どもたちからは「柔くて美味しい!」「いくらでも食べられる」といった声が上がり、おかわりの声が止まらなかった。


ついたお餅はランチにみんなで一緒に食べます
まだまだ食べれる

育英サタデースクール ポートワシントン校の城本やよいディレクターは、「餅つき体験は、『楽しい』『美味しい』で終わるのではなく、伝統文化の理解、道具への敬意、食材への感謝、クラスメイト皆でつきあげる達成感など、教室の授業では得られない体験こそが餅つき大会実施の意義だ」と語った。