2017-3 Himawari Class
毎年恒例、新年のおもちつきを行いました。会の始まりを盛り上げてくれるのは、職員による迫力満点の獅子舞!さくら組の時はその迫力に泣いてしまっていた子どもたちですが、年長になると笑顔で頭を噛んでもらえるようになりました。心だけではなく体も成長している年長さんなので、おもちつきでもその頼もしさを発揮してくれます。重い杵を一人で持ち上げて、「よいしょ!」と力強くついてくれました。みんながつき終える頃には、つぶつぶだったもち米もすべすべのおもちへと変わっていて、子どもたちは「早く食べた~い!」と待ちきれない様子。昼食の時間に、砂糖醤油・きなこ・あんこの3種類に味付けされたつきたてのお餅を頬張ると、みんなの頬もおもちのように柔らかくほころんだのでした。
卒園を前にお世話になった先生や他学年を招いておもてなしをする、卒園レストラン。年長組の子どもたちは、招待・調理・接客と全てを担当しました。準備は万端で当日を心待ちにしていたのですが、いざ開店が近づくと「ドキドキしてきた~」とソワソワ。さぁ、いよいよお客さんがご来店です。子どもたちはというと…「こちらへどうぞ!」「お茶のおかわりいる?」「カレー、もっと欲しい?」と、せっせとお客さんを案内したり、食事を運んだり、困っている人がいないか見て回ったり、先程までの緊張はどこへやら、お客さんが笑顔になるようなサービス満点の対応ができました。レストランはお客さんから「明日も来たい!」と言われるほどの大成功で、疲れも吹き飛ぶ達成感を味わったひまわり組さんでした。
保育室に貼っていた卒園式までのカウントダウンカレンダーを眺めながら「もっとひまわり組にいたいなぁ」とつぶやいていた子どもたち。式当日は、寂しさと小学生への期待が混ざった表情で卒園証書を受け取りました。式を終えゆっくりと退場していく卒園児の背中は、まだ幼いようで、見違えるように逞しくもあり、幼稚園生活が充実したものであったのだと感じさせてくれました。お泊り保育、運動会、学園祭、と様々なドキドキを乗り越えて日々成長していった年長組の一年間。NY育英学園で得た、挑戦の先に待っている喜び、仲間と励まし合って生まれる団結力、頑張った分だけ自信になるという経験が、これからの子どもたちの可能性をより大きく広げてくれることを願っています。22名の可愛いみんな、卒園おめでとう。