小さな手で一生懸命ベッドシーツの支度をする年少さくら組さんへ、年長ひまわり組さんがお手伝いに来てくれました。さくら組さんに優しく声を掛けながら慣れた手付きでささっとシーツをかける姿は頼もしいの一言！さくら組さんがポカンと見ている間にシーツをかけ終わり、横になると今度は一転、緊張した面持ちと慣れない手付きでトントンと寝かしつけてくれました。お助け隊となり数日に渡って来てくれた年長さんは、すっかり憧れのお兄さん、お姉さんになったようで、その後廊下ですれ違ったり集いで一緒になったりすると、満面の笑顔で手を振る子ども達です。
１学期中、お昼寝前のベッド支度の時間には毎日必ず「今日はひまわり組さん来てくれる？」と聞く年少さんの言葉に、年長組さんがいかに心強かったのかを伺い知ることが出来ました。

　入園して初めて皆で一緒にスクールバスに乗り、向かった先はスタテンアイランド動物園。到着までのバスの車内は、興奮を抑えきれない子ども達のはしゃぐ声で大賑わい！途中で空港の横を通った際にはちょうど着陸する飛行機を見ることができて、子ども達の盛り上がりは最高潮に達し、動物園到着までに疲れて眠ってしまう子もいたほどでした。動物園では間近でワニやカンガルーを見て、実際にヘビやアルマジロを触る機会にも恵まれました。「つるつるだね。」「全然動かなかった。」とお互いに感想を話しながらたくさん歩き、いよいよ待ちに待ったお弁当の時間。爽やかな風に吹かれながら屋外で食べる手作りのお弁当はいつも以上に美味しく、みんな満面の笑みでした。帰りは行きの賑わいが嘘のように、寝息だけが響く車内となったのでした。

　今日の主役は子どもたち。５月５日の「こどもの日」を年長・年中組さんと一緒にお祝いしました。どうして鯉のぼりを掲げるようになったのか、パネルシアターを見て学び、飾ってある鎧兜から「強い男の子」「元気な子ども」というイメージを膨らませました。各クラスの製作紹介では、初めてクラスで絵の具やハサミを使って完成させたこいのぼりの製作過程や苦労したところを発表しました。
食後には柏の葉の香りを鼻で確かめながら、柏餅をいただきました。「なんかスーっとする匂い。」「甘くて美味しい！」と嗅覚と味覚で柏餅を楽しみ、残った柏の葉を「お母さんにも見せてあげよう。」と大切そうに空のお弁当箱に入れる子どもたちでした。これからも、優しく明るくすくすくと、大きく大きく育ってね！