今年もかわいい年少さんがNY育英学園に入園してきました。式では保護者の方と一緒に手をつないで入場しました。子ども達の様子を見ていると、ドキドキしている気持ちが伝わってきました。子ども達にとっての大イベントでは、担任の先生から名前を呼ばれて名札をつけてもらいます。元気に駆け寄る子、お父さんやお母さんの顔を見ながら一歩ずつゆっくり歩いて来る子、また緊張で涙が出てしまった子など、様々でした。しかし、胸につけてもらったピカピカの桜色の名札を、満面の笑みで眺めているのが印象的でした。名札を付けた子ども達は、心なしかお兄さん・お姉さん顔になっておりました。オンラインにて参加した年長組さんからの歌のプレゼントを聞いたり、保育者からの楽しい寸劇を見たりしている間に、みんな笑顔になっていました。これからの一年間、さくら組として出会う多くの「初めて」を大切に、のびのび過ごしていきたいと思います。

　子ども達は４月末に植えた二十日大根やトマト、いちごなどを「もう赤くなったかなぁ」「背が高くなったかなあ」と、毎日気にかけています。外あそびに行く度にみんな１回は菜園前に行き、どれくらい伸びているか、どんな匂いがするか、などを観察しています。毎回「なんかキュウリみたいな匂いがする！」「ここまで高くなってきた」など、それぞれ気付くことを話してくれています。
酸味があって苦手だと感じる子が多いトマトですが、花が咲くまでに時間がかかり、実がなるまでに時間がかかり、ようやく一粒のトマトが赤く熟していく様子を見ることで、親近感を持てるようになったり、その大切さを感じたりしてほしいな、と願っています。「美味しい美味しい実がなりますように！」いちごの赤い実を見つけては、「まだ食べられないかなあ？」と優しく触ったり見つめたりしているさくら組さんです。

　バイリンガル先生のもと、英語でアートの活動をします。優しく元気いっぱいの先生から、分かりやすい説明を聞いていくうちに、子ども達の興味が引き込まれていきます。子ども達が楽しみにしているStory Time。５月のテーマは「動物」でした。大きな絵本の話を聞いた後、動物について英語で「なんていう動物？」「どんな鳴き声かな？」「どんな動きをするのかな？」など、英語で受け答えを交わした後、ノリノリの音楽に乗って「動物なりきりダンス」を踊ります。そして、今月登場した「あおむし」の制作をしました。緑色の葉っぱに葉脈を描き入れて、虫さんに見立てたカラフルポンポンを並べ、「あおむしさん」の完成。「可愛いあおむしさんが出来た～！」と、自分で仕上げた満足感いっぱいの顔になりました。楽しみながら一つひとつの英語の単語に触れ、興味が深まる毎に英語が大好きになる子ども達です。