2023-3 Sakura Class
子ども達が楽しみにしていたお餅つき。本物のお餅を作って食べられるということで,朝からはりきっていたさくら組さんでした。最初に炊きあがったもち米を見せてもらい,お餅のつき方を教わりました。簡単そうに見えていましたが,実際,杵を持つと,思っていた以上に重く,一人では,持ち上げたり,振り下ろしたりするのが,難しかったです。出来上がったお餅は,3種類の味つけで,美味しく頂きました。お餅つきの後は,お獅子が登場して,みんなの頭を噛んで(噛む真似)くれました。怖がる子もいましたが,悪いことを噛んでくれるということを伝えると,頭を噛んでもらえるよう,下を向いていました。出来立てのお餅は,砂糖醤油とあんこと黄な粉の味で頂きました。
年少組だけ特別講師をお招きして活動する日が一日あります。今年は「お琴体験」を行いました。指導者は,お琴奏者でもある学園スタッフの藤田教諭。さくら組の保育室に3面のお琴が並べられ,子ども達は興味深々。お琴を見たり聞いたしたことがない子ども達が多く,クラスで歌っていた「たこ」の歌を,お琴で弾いてくれた時は,子ども達は,とても喜んでいました。お琴の演奏で一緒に歌った後,一人ずつお琴を弾かせてもらうことができました。お琴の爪を指先に着けて,保育者と一緒に弦を弾くと,和の音色が出て素敵でした。子ども達は,音を出すことに真剣で,どの弦を弾くのかよく見て弾いていました。日本にいても簡単に触ることができない楽器「お琴」。とても良い体験ができました。
「鬼」と聞いただけで怖がっていたさくら組さん。鬼が出てくる昔話などを,紙芝居や絵本で聞いたり見たりし,鬼は怖いだけではなく,いろいろな鬼がいることを知りました。そして,心の鬼もいるということで,「好き嫌い鬼」「泣き虫鬼」など,自分の心にいる鬼を退治することを目指しました。大きな折り紙を折ってお面を作り,子ども達が絵の具で色を付けた紙を保育者が折って升を作りました。自由遊びや,保育活動で,鬼を使ったゲームなどを行い,本番の豆まきが楽しみになった子ども達。節分の集いでは,さくら・すみれ・ひまわり組が集まり,節分のお話を聞いたり,クイズをしたりして盛り上がりました。その後,各クラスで裏庭に出て豆まきタイム。小学6年生が優しく鬼役をしてくれたおかげで,にぎやかな豆まきとなり,楽しく鬼退治ができました。