「おもしろくて楽しいね」と言われる学級。これが、今年の4年生の学級目標です。学園祭では、昔話『つるの恩返し』を題材に、その『特別編』ということで、子どもたちのアイデアを生かした、ユーモアいっぱい、歌あり、ダンスあり、けん玉もありと、特別な劇に仕上がりました。大道具や小道具も自分たちで工夫を凝らし、図画工作科の授業では、協力して大きな背景画の作成に取り組みました。限られた時間の中で一生懸命、演技や歌を学び、また上手くいかない時はできるまで熱心に練習をしてきました。当日の朝、とても緊張していた子どもたちでしたが、本番は会場を大いに盛り上げて、見ている人の心に響く、気持ちの込もった『おもしろくて楽しい』発表ができました。

博物館は、エジソンが初めて研究所を設立したメンロパーク研究所の跡地にあります。発明王エジソンが研究や発明に励んだ当時の様子が残されており、館内に入るとタイムスリップしたような雰囲気が感じらました。小学校を3ヶ月で退学して、家庭で元小学校教師であった母親に勉強を教わったエジソン。読書を大切にした教育方針は有名で、エジソンが実際に１２歳のときに読んでいた哲学や科学の本が大切に保管されていました。その生い立ちから丁寧に話されるガイドさんの説明に真剣な表情で耳を傾け、意欲的に質問をして学びを深めました。今から100年以上前に、世界中の材料を集め、研究を重ねたエジソンの情熱。また、当時3000名もの仲間と共同で研究していたとの話に、そのチームワークやエジソンのリーダーシップに感激した様子の子どもたちでした。

１２月に児童会役員選挙が行われました。４年生からは副会長に６人が立候補しました。一人ひとりの熱意の伝わる当日の選挙演説はもちろんのこと、それまでの準備期間においても、選挙用のタスキやポスター作り、下級生教室へのあいさつ回りなど、当日まで力いっぱい選挙活動を進めてきました。立候補者にはそれぞれ一人ずつ友達の応援もありました。選挙を終えて、結果が出ましたが、これまでの選挙に取り組む姿勢から、どの子も本当に副会長にふさわしい頑張りでした。また、応援に回った子もしっかりと立候補者を支えてくれました。このやる気満々の４年生が、１月からの児童会を担っていってくれると思うと、今後の活躍がとても楽しみです。