社会の授業「自然災害からくらしを守る」の学習内容に基づいて、3年生と一緒にイングルウッドクリフスの消防署に見学に行きました。事前学習で消防署の役割や消防士の仕事、装備について学んだあと日本語と英語で消防署の人への質問を考えました。当日は、様々な設備を実際に見たり触ったりして学んでいる姿が見られました。消防車に乗せてもらった子供たちは目を輝かせながら車の中の様子を観察していました。また、見学の後には用意していった質問を積極的に投げかけ、メモを取りながら一生懸命話を聞いていました。イングルウッドクリフスの消防署は、ボランティアの人たちの活動で成り立っていることや、もう少し大きくなったら自分たちも志願したら消防署の一員として働くことができると聞いて驚きながらも関心を持っている様子でした。

　年明けから、約２か月間縄跳び月間として、休み時間や体育の授業で縄跳び活動に取り組みました。最初はなかなかうまく跳べなかった子供たちも次第に勘を取り戻し、各々の目標に向かって短縄に取り組みました。苦手だと感じていた子供たちも最初は消極的でしたが、クラスメイトに感化され、あきらめずに挑戦し続けました。そして、「できるようになった！」と笑顔で教えてくれました。また、クラスで一致団結して取り組む長縄大会では、練習を重ねていくことで次第に記録を伸ばして行き、大会当日は、クラスの最高記録である223回を記録することができました。長縄大会を経てクラスの団結力がより一層強まりました。転校してきたばかりのクラスメイトとも仲を深めるきっかけとなりました。

　2月29日に行われた「6年生を送る会」で、４年生はマジックを行いました。子供たち自らで話し合い、６年生に楽しんでもらいたいという思いから出したアイディアで、マジックに向き合う積極的な姿は、６年生への思いがあふれていました。６年生に見破られないように難しいマジックに挑戦しようと考えた子供たちは、学校や放課後に何度も練習を繰り返し、本番に臨みました。当日は、黒で衣装をそろえたり、帽子をかぶって雰囲気を出したりと、工夫しながら取り組みました。そして、見事だれにもタネを見破られずに大成功を収めました。４年生も自分たちのマジックの出来に満足しており、６年生との別れを惜しみながらもとても良い表情で会を楽しんでいました。