私共、学校法人 ニューヨーク育英学園(英語名 Japanese Children’s Society)は1979年より、NY.NJ地区に於いて日本人子弟の幼児教育及び初等教育に微力ながら努めて参りました。
日本国内に母体を持たない非営利団体の全日制私立日本学校として在園児童数150余名にまで成長し、他に例を見ないユニークな存在になっております。
ここまで来れましたのも日本企業各位そして後援者の皆様の変わらぬ御支援の賜と厚く御礼申し上げます。
故丹羽美代子初代園長をはじめ、有志が集まってこの学園を始めましたのは、日本人の親を持ちながらも、日本語も英語も不自由な子が多いという現実に対し、
そういう子供達に日本語と日本文化に触れさせ、興味を持たせたいという親心からでありました。現地校にいても英語での学習について行くには3年位かかります。
しかし、3、4年で日本へ帰る事が分かっていながら現地校に入り、お客さん扱いされている子が多く見られます。
私共は一番吸収力のある幼い子供達が貴重な時を有効に使っていないのを見て、放っておけないと思った訳です。言語的には子供が第2言語を途中から収得するには第1言語がまず確立されている事が重要との事は研究から分かっています。
まずは日本語の確立が大切!と日本語の全日制幼稚園・小学校を日本人の集中するフォートリー地区で始めた訳です。
幼児期から小学生という人間形成の大切な時期に心身共に健やかに過ごし、のびのびと学べる場を作ろうと「ニューヨーク育英学園」が出来ました。
日本人の集中しているNY周辺の各公立小学校には日米経済摩擦ならぬ教育摩擦が問題になっております。
「他の移民と違い、短期滞在者であり、裕福な日本人 駐在員子弟のESL、バイリンガル教育の為、なぜ、地域の税金、教育費を使わなければならないか。」というものです。
「アジア、南米、東ヨーロッパ等から 来る非英語国民と違い、アメリカ人になる訳ではない日本人の為に自分達の子弟の為の教育費予算をカットしてまで受け入れなければならないのか。」
「1年の締めくくりである6月に向け、担任がもう少しと思っている4月に前ぶれもなく転入して来て、3月に急に帰っていく日本人は自らの手で自分達の学校を作るべきだ!」と言われてきました。
私共、「ニューヨーク育英学園」は「よい子の学園」時代より数えて32年間、合計3000余名の日本人子弟の教育に携わって参りました。
教育摩擦の緩和にも大いに寄与したと自負するところです。「ニューヨーク育英学園」を地域との交流の場にしていこうと、現地のアメリカ人子弟の為の日本語及び日本文化教室なども企画したりして参りました。
さて、全日制日本学校として地域に密着している本学園は日本政府からの援助もなく、経済的には非常に厳しい中、職員と父母の熱意によって運営されています。
現在の園舎は築約90年 という、この地域の歴史的建造物でもあり、地域住民の愛着も大きいものがあります。その園舎を修理・改築しながら地域に密着した新しい形の日本学校作りに チャレンジしていきたいと考えています。
現在の幼稚園児と小学生が安心して幼少期を過ごすことのできる学び舎をより良くしたいと考えています。ニューヨー ク・ニュージャージーでの地域の文化センターとして、今以上に期待にこたえることができるようになります。
しかし、授業料だけでの経営で運営資金にも不足している現状では現園舎の改修、将来の構想であります園舎増設には厳しいものがあります。
毎年、父母及び日 系企業、学園関係者が協力してバザーを行ってきたお陰で、学園の設備は以前に比べ随分と整って参りました。しかしながら、園舎の管理維持のためには多くの 資金を要し、現状では厳しい状態です。
そこで、その資金作りのために、1993年 夏、『フレンドシップ・ファンド』を設立致しました。現在のようなリセッションの経済状態の中で、誠に心苦しく存じますが、将来、必ずや日米の架け橋となり、世界のために活躍する子供達のために、ニューヨーク育英学園の教育にご理解頂き、改めてニューヨーク育英学園『フレンドシップ・ファンド』へのご支援を広くお願いするに至りました。どうぞ温かい御支援を賜りますよう、学園を代表してお願い申し上げます。
2020年2月吉日
ニューヨーク育英学園 理事 フレンドシップ・ファンド代表
ニューヨーク育英学園 学園長 岡本 徹
ご協力金額 | 団体(企業):1口 $2000(30万円)、個人:1口 $50(7,500円)として、本学園のフレンドシップファンドに賛同して下さる方々を募ります。 |
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ご協力頂いた方へ | Certificate of Appreciation (感謝状)を送ります。 本学園のフレンドシップ・トーテムポールにお名前を刻みます。 ※『フレンドシップ・ファンド』は1993年度に設立した、年間を通じてご協力をお願いしている、NY育英学園の募金の基礎となっているものです。この他に、節目の年や非常の際に別の募金活動を行うことがございます。その際のご協力のお礼は異なることがございますので、案内をご覧いただくか、お問い合わせ下さい。 |
➀オンラインフォーム
こちらのオンラインフォーム(Fundraising Application Form)に必要事項をご記入いただくか、
➁申込用紙
こちらのフレンドシップ・ファンド申込用紙(Fundraising Application Form)に必要事項をご記入いただき、ご郵送または直接オフィスまでお届けください。
上記の申し込みフォームまたは、申込用紙(Fundraising Application Form)に必要事項をご記入いただくきましたら、チェックまたは、現金を郵送または直接学園までお届けください。
チェックの宛先:Please make a check payable to Japanese Children’s Society
※Memo:JCS 45th Anniversary Fund
郵送・お届け先:Mailing Address
Japanese Children’s Society – Friendship Fund
8 West Bayview Ave., Englewood Cliffs, NJ 07632 U.S.A.
クレジットカードで直接送金いただくことも可能です。上記の寄付者情報入力をオンラインフォームまたは申込書にてしていただいた後、下記のボタンより入金フォームに進み、ご送金下さい。
ご質問は学園事務局まで。If you have any questions, please feel free to contact our office.
Phone: | (US +1)201-947-4832 |
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Fax | 201-944-3680 |
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