新学期が始まりました。みんなたくさんの期待と少しの不安をかかえ登園してきます。そんな子どもたちに桜吹雪のプレゼント。優しい春風にのってハラハラと舞ってくる桜の花びらに、子どもたちは大喜び。「待って～。」「きれいだね。」「これでお料理を作ろうよ。」「雪みたい。」など、花びらを追いかけながら思い思いの気持ちを口にし、お互い近くにいるお友達と目が合うとにっこりと笑いあっていました。お部屋で一緒に遊びたくても、声をかけるきっかけがなかなか見つけられない子どもたちでしたが、この桜吹雪のおかげですっかり仲良しになることができました。今では、そんな4月が懐かしく思えるほど、元気に楽しく過ごしているすみれ組さんです。

週2回行われる英語の時間を、毎回子どもたちはとっても楽しみにしています。英語のある日は自由あそびの時間が少し短くなるのですが、それでも子どもたちは誰一人いやがることなくあっという間にお片づけをして、ギターを片手にやってくるディラン先生を今か今かと待っています。歌や絵本、カードなどを使ったり、またゲームや製作をしながら楽しく英語に親しんでいきます。4月当初は自信がなく小さな声しか出なかったお友だちも、今では元気いっぱい「Good morning!」と、朝から大きな声で挨拶をしています。また、ディラン先生に伝えようと、必死になって英語とゼスチャーとそして日本語を交えて話す子どもたちの姿は、新しい何かを吸収しようとするパワーであふれています。みんながんばって！

みんなの大好きな泥あそび。泥あそびというより泥プールといった感じでしょうか。初めはお団子を作っておままごとをしたり、山作ったり穴を掘ったりしているのですが、水がたまってくると川を作ったり、迷路を作ったりと遊びが変化していき、それからはどんどん遊びが盛り上がっていきます。最終的には、自分たちで作った川に飛び込み泳ぎ始める子どもたち。その気持ちのよさそうなこと、楽しそうなこと。「先生も泳ぐ？」と聞かれるのですが、さすがに泥プールは・・、ご遠慮です。最初のころは汚れることを気にしていた子どもも、今ではすっかり砂の、泥の感触を全身で楽しんでいます。子ども時代にしかできないことをしっかり味わって欲しいと思います。