HIMAWARI 2010 2
今年の年長ひまわり組の学園祭は、音楽劇「こびとのくつや」を発表しました。グリム童話の絵本を何度も読み返して、歌や踊りそして台詞をみんなで考えたり、アイディアを出し合いました。自分は「何の役をやろうかな?」とやりたい役を積極的に手を挙げて決めました。おばあさん役、おじいさん役、こびと役、そしてお客さん役、自分が決めた役を最後までなりきって立派に発表しました。一番の目標だった、「大きな声でハッキリと台詞を言おう」は120%達成できました。何よりの成果は、ひまわり組の子ども達が伸び伸びと楽しく、笑顔で発表できたことです。本当に頑張りました。
学園祭が終わり少しほっ、とした時間を使って、年少組や年中組そして自分たちに「学園祭成功、お疲れさまでした!」と気持ちを込めて,「スィートポテト」を手作りで焼き上げてみんなで頂きました。サツマイモを出来るだけなめらかになるまでつぶして、底に小さな穴をあけたジップロックに入れて、力を入れてしぼりだしました。絞り出すのは簡単かと思いましたが、とても力のいる仕事でした。焼き上がった「スィートポテト」を美味しそうに食べる、年少組さんや年中組さんの顔を思い浮かべながら、一生懸命に作りました。
12月7日(火)外は曇り空、少しさ寒そうだなぁと思いながら、スクールバスに乗り込んで、「Tenafly Neature Center」の森の幼稚園に出発しました。森に着いて「ここ覚えてる」「こっちも・・・」と10月に来たときの様子を少ずつ思い出しました。「あれ・・キノコがあったのに、今日はないよ!」「ほんとだ。」「でも見てみて、地面がさくさくして氷があるよ!」「えっ」「氷の柱だ。」と歩きながらどんどん霜柱の話題が広がりました。
秋の木々にあった、色とりどりの葉っぱがすっかりなくなり、落ち葉を踏みつける音や、枝や鳥の巣がハッキリ見える木々の変化。子ども達は季節の変化を五感で感じ取ったようです。秋から冬への森の変化を発見した頃には、心も体もすっかり温まっていた子ども達でした。