９月は子どもたちが楽しみにしていた「森の幼稚園」で，自然の森の散策に出かけました。子どもたちにとって，普段歩きなれないでこぼこした山道をみんなでゆっくり歩きながら，たくさんの驚きは発見をしてきました。
大きなミミズ，黄色や赤いきのこ，不思議な穴，きれいな花，大きな石，動物のおうち，きれいな鳥の鳴き声など自然の中で出会う数々の発見に目を輝かせ，喜びで興奮していた子どもたちでした。また，木の根元にできた空洞の中に入り、「これはきっと小人のおうちだね。」と言いながら，順番に小さくなって穴に入り込む子どもたちのうれしそうな笑顔が印象的でした。
普段では味わうことの出来ない，なかなか目にすることの出来ない貴重な体験をし，興味のアンテナをまた一つ増やすことができました。

毎月のクッキングを通じ，作る楽しさはもちろんのこと，料理が出来あがる前の食材の形や色，感触やにおいなどを手にとって感じることにより，子どもたちの「食べる」興味がグングンと伸びてきています。
この秋学園祭で「さつまのおいも」のミュージカルをすることになり、“おいも”が大流行したさくら組。１０月のクッキングでは，お芋ごはんを作って、甘くてホクホクしたさつまいもを味わい，１１月の学園祭直前のクッキングでは，「焼いもパーティ」をしました。みんなで食べた焼いもでパワーがついたさくら組さんは，当日の発表会でも全員が舞台の上で元気いっぱい，笑顔で演じることができました。
これからもおいしく，楽しいクッキングをしていきたいと思います。

たくさんの木々に囲まれた園庭は秋になると，美しい紅葉はもちろんのこと，ハラハラと舞う落ち葉の光景がきれいでもあります。この季節になると，葉っぱの追いかけっこを楽しむ子どもたちです。風の強く吹いた翌日，外を見ると落ち葉でいっぱい。地面が全て葉っぱでおおわれていました。そんな園庭に子どもたちは，「わぁ，葉っぱのじゅうたんだぁ。」「葉っぱの雪みたいだね。」と大喜びで駆け出し，葉っぱの上に飛び込んだり，たくさんの落ち葉を抱えて空高くジャンプしたり，葉っぱで料理を作ったりしてこの季節でしか味わうことの出来ない遊びを満喫していました。たくさん葉っぱで遊んだ後は，きれいな葉っぱを集めて，お部屋で素敵な落ち葉の壁掛けを作りました。楽しかったね。