SAKURA 2012 1
春の訪れとともに新しい幼稚園生活の始まりです。男の子15名,女の子11名の計26名のかわいい子どもたちが育英学園のさくら組へ仲間入りしました。大きくなったことへの喜び,新しい生活への期待や不安などたくさんの想いを持ってこの日を迎えた子どもたち。
入園式では,一人ひとり名前が呼ばれると前に出て,さくら組のバッチをつけてもらいました。元気に走って来る子,お父さんやお母さんの顔を見ながら一歩ずつゆっくり歩いて来る子,また泣けてしまった子など様々ですが,どの子も胸につけたバッチを嬉しそうに眺めていたのが印象的でした。
さぁ,今日からさくら組のスタートです。1年後,大きく成長した子どもたちを考えると今から胸がワクワクします。
入園して1ヶ月が経ちました。子どもたちも新しい生活に慣れてきて,表情もやわらかく笑顔いっぱいに登園してくるようになりました。また,お友だちの名前を覚え,周りの様子が気になるようになってきたようです。
そんな子どもたちの大好きな時間は外遊び。毎日「今日は雨が降っていないね。お外で遊べるね。」と,窓の外を眺めては待ちきれない様子で話しに来ます。お砂遊び,虫さがし,“ヨーイドン”ごっこが子どもたちのお気に入り。園庭中を元気いっぱい走り回って遊んでいます。また,雨上がりの園庭はみんなにとって何よりも楽しいようです。洋服が少しぐらい汚れても気にせず泥の感触を楽しんでいます。遊びを通して,人間関係がグーンとと深まった5月でした。
幼児部と小学部が同じ校舎内にある育英学園ならではの幼小交流会。第一回目は6年生がさくら組にお弁当を食べに来てくれました。また,この日はさくら組の2回目のクッキングで,6年生のためにフルーツヨーグルトを作りました。いちご,バナナ,キウイをプラスチックナイフで切り,カップに入れて上からヨーグルトをのせます。どの子も左手をグーのかたちで果物を押さえて上手に切ることができました。毎月行うクッキングを通じて,“食”に対する興味や大切さを身につけていって欲しいと思っています。
昼食会では,優しいお兄さんやお姉さん,小学校の先生とたくさんお話をしたり,お片付けの手伝いをしてもらったりしました。また,食後は子どもたちの大好きな絵本を何冊も読んでもらい大満足のさくら組でした。