HIMAWARI 2013 1
年間を通して5回森に出掛け、自分の幼稚園のようにのびのびと遊び、自然を楽しむ経験をしてほしいというねらいの元行っているネイチャーセンターへの園外保育。早速4月に木の芽が芽吹き始めた森へと出掛けました。年長になり少し長いコースに挑戦しましたが、倒れた木や土の下に眠る様々な虫たちに子ども達は大興奮!「もっと高いところまで登ってみよう」「虫探ししよう」と、自ら遊びを見つけて自然を楽しみました。
更に5月に森を訪れてみると、木の葉が大きくなり、森はまぶしい緑に包まれていました。空を見上げ「この間はいっぱい見えた空があまり見えないね」と1ヶ月の自然の移り変わりに敏感に気付き、「次に来る時はどうなっているかな」と興味を膨らませていました。次回は10月、大きく変化している森に子ども達は何を思うでしょうか。
始まる前は「水が怖い」と不安な子もいましたが、なんと2回目には全員が顔を水につけられるようになり、全6回が終わる頃にはビート板を使ったり保育者に見守られたりしながら泳げるようになりました。回を重ねる毎に『顔を20秒くらい水に付けられるようになりたい』『腕を伸ばして足を小さくバタ足したい』(子どもの絵日記より抜粋)などのチャレンジ精神が育ち、水泳技術の上達はもちろんのこと、新たな事に挑戦する楽しさ・充実感を味わい、心も成長した水泳教室となりました。
最終日にはそれぞれ皆に見てもらいたい泳ぎを披露して拍手をもらい、その頑張りを表して表彰状も与えられました。大きく育った積極的に楽しむ気持ちが今後も様々な場面で活かされ、年長組での活動を更に充実したものにしてくれることでしょう!
子どもたちが満面の笑顔と忍び足で向かう先、それはお昼寝前の年少さくら組のお部屋です。グループ毎に日替わりで行うお助け隊の任務は、さくら組の子どもたちのベッドメイキングを手伝うことと、トントンと寝かしつけること。いつも以上に頼もしい顔つきとテキパキとした動きで「こうやってするんだよ」とさくら組さんを手伝い、優しく背中やお腹をなでていました。お助け隊を終えクラスに戻ると、口々に「かわいかった~」「3人も寝かせたよ!」と嬉しそうに友だちに報告し、頼りにされる喜びを味わった子どもたちでした。
お助け隊に行ったことで廊下などですれ違ったときに声を掛ける姿が見られ、年下への思いやりの気持ちと年長としての自覚が芽生えたことが伺えました。これからも頼りにしているよ、ひまわり組さん!