「おにはーそと！ふくはーうち！」体育室に大きなかけ声が響きわたりました。節分当日に行われた「節分の集い」で行われた豆まきでは、自分たちで製作した鬼のお面をかぶって、手作りの升を持ち、元気いっぱいに豆まきを行いました。小学6年生扮する迫力ある鬼に、元気いっぱい豆を投げる子、後ずさりする子、泣いてしまう子、子どもたちの反応は様々でしたが、一人ひとりが力いっぱい豆をまくことができました。節分の集いまでに「自分の中の追い払いたい鬼」を発表してきたすみれ組さん。「泣き虫鬼」「怒りんぼ鬼」「好き嫌い鬼」などの自分の中の鬼も追い払おうと豆をまいて、さらにたくましくなった子どもたちでした。最後は歳の数だけ炒り大豆を食べて一年の健康を祈りました。

今年度４回目の森の幼稚園で訪れたネーチャーセンターの森は真っ白な雪に覆われ、冬の森の美しい景色を見せてくれました。厚手のジャケット、スノーパンツに手袋、ニット帽とたくさん着込んで防寒した子どもたちのモコモコした姿はなんともかわいらしいものです。雪の上を歩く感触を楽しみながら道を進んで、思いきって雪の上にごろんと寝転がってみました。上を見上げると冬の空とたくさんの生い茂った木の素敵な景色が目に飛び込んできました。春に見た大きな湖はすっかり凍って、雪が積もっていました。子どもたちは「ここにカエルが住んでいたのにね。」と不思議そうにつぶやいていました。季節で全く違う表情を見せる自然のおもしろさを楽しんだすみれ組さんでした。

毎月各クラスのお誕生児を幼児部全体でお祝いするお誕生日会。年度最後の3月生まれのお誕生児たちをお祝いしました。お誕生会の特別ステージにあがる子どもたちの表情は少しドキドキした様子でしたが、みんなに拍手で迎えられ自然と笑顔がこぼれました。園長先生からのお祝いの言葉をいただいて、手形のついた誕生日カードのペンダントを受け取り、成長の喜びを改めて感じていた子ども達でした。「お誕生児に質問」のコーナーやケーキのろうそくを吹き消しを楽しんだ後は先生からの出し物です。年度末ということで、はさみ、コップ、ブロックなどの園生活でたくさん使った思い出の品を使ったクイズ大会でした。思い出の品の影の形を見て何か当てるという、おもしろいクイズに夢中の子ども達は同時に、楽しい園生活を振り返りました。