１月は４年生、そして2月は３年生と今年度最後の幼小合同昼食会が行われ、お兄さんお姉さんと一緒に楽しくお弁当を食べました。隣同士になった小学生とお互いに自己紹介をした後には、好き嫌いを聞いたり、開けにくいお弁当のふたを開けてもらったり・・・。3学期の昼食会は会話が弾み和やかでした。昼食後は、絵本を読んでもらったり、一緒におもちゃで遊んだりしました。最後のコーナーでは小学生からのリコーダーの合奏や、合唱のプレゼントもあり、子ども達はうっとり鑑賞しながら憧れのまなざしで見てました。お礼に、さくら組の子ども達の得意なダンスを紹介しながら一緒に踊りました。一年間を通して幼児部、小学部の枠を超えて一緒に昼食を共にすることにより、気軽に声を掛け合えるような交流が育ってきていることは幼小合同昼食会の大きな成果でした。

雪が多かった今年の冬でしたが、低温で中々雪遊びができなかった子ども達でした。１月のある大雪が降った翌日に思いっきり雪遊びを楽しみました。手袋、帽子、そしてスノーパンツにブーツと完全装備で雪の中に飛び込んでいき「ころんでもいたくなぁ～い」と何度も転げまわる子どももいました。子ども達の膝丈まで積もっていたので、雪の上を歩くだけでも楽しい遊びになりました。早速、雪玉を作り始め、子ども達同士で、雪合戦をしたり、保育者対子ども達で追いかけ回りながら、雪かけっこをしました。また、雪の上に寝転がってスノーエンジェルを作ったり、雪だるまを作りたいと思い思いに大きな雪だまをコロコロ・・・と転がしながら作ったりしました。屋根から下がっている大きなつららを見つけ大興奮。「子どもは風の子」とはよく言ったもので、雪遊びが大好きになったさくら組さんでした。

2月3日は節分です。子ども達は手作りのお面や枡を作り、指折り数えて楽しみにしていました。一人ひとりお面を持って、全園児で集いました。各クラスで制作したお面の紹介をしたり、節分の由来クイズを楽しんだりしました。豆まきの時間になり会場の体育室に行ったところ・・・「悪い子はいないかあ～」と大きな鬼さん達がこん棒を持って現れました。実は鬼の役は、小学部6年生のお兄さんお姉さん達。そんなこととは知らない子ども達は、驚いて泣き出してしまったり、保育者の後ろに隠れたり、泣きながら「鬼は外！福は内！」と勇敢に立ち向かって豆を投げつけたりと反応は様々でした。鬼が退散していくと子ども達から「やったぁ!!」と大歓声があがりました。昼食後、年の数に１を足した数の豆を食べて、泣き虫鬼、寝ぼすけ鬼など、心の鬼を追い出して、どの子もすっきりとした表情を見せました。これから1年、元気に過ごせますように。