今年度で四回目となった年長お泊まり保育。大自然に囲まれたキャンプ場で過ごす一泊二日の時間は子ども達にとって忘れられない思い出の一つとなりました。緑の木々に囲まれたキャンプ場でいつもとは違った雰囲気を味わいながら、楽しい活動を通してさらに成長した子ども達でした。ネーチャーゲームやキャンプ場を散策して子ども達のお腹はぺこぺこです。夕食のカレー作りでは、子ども達自身で野菜を切ったり、カレールウを入れた鍋を混ぜたりしました。カレーのいい香りが広がると、｢わあ、いい匂い！｣｢早く食べたいね！｣と待ち切れない様子でした。自分達で作ったカレーの味は格別で、｢今まで食べたカレーの中で一番おいしいね。｣と笑顔がこぼれていました。

幼児部最高学年として、運動会の開会式の演技を担う年長ひまわり組。今年度運動会のテーマである｢スマイル～君の笑顔が世界一～｣を掲げて、パラバルーンの演技を披露しました。｢希望の唄｣に合わせて、大きなパラバルーンを風いっぱいに広げて、たくさんのスマイルを届けました。パラバルーンを膨らませたり、回転させたり、その中に隠れたりと、息の合った子ども達の演技に大きな拍手と歓声が鳴りやみませんでした。笑顔いっぱいの、そして年長らしい堂々とした姿に幼稚園生活で培ってきたクラスの一体感や、成長がみられました。大きな演技を終えた子ども達の達成感に満ち溢れた一人ひとりの顔が輝いていました。

学園祭で披露した｢金のがちょう｣の劇。金のがちょうに触るとくっついてしまう登場人物や、笑わないお姫様を笑わせようと試行錯誤する登場人物など、個性豊かなキャラクターが勢ぞろいしました。少し可笑しくて、ファンタジー性溢れたお話に子ども達もすぐに夢中になりました。自分一人での台詞や、数人での台詞、歌、そして踊りなどをこの日のためにたくさん練習してきました。舞台の背景画や劇で使った金のがちょうも子ども達が力を合わせて作り上げていきました。それぞれの役になりきって演じていた子ども達。皆の力が合わさって初めて劇が完成していく喜びを子ども達は実感しながら学園祭の本番まで過ごしていきました。練習では他学年と劇を見せ合ったりして、子ども達を表現する楽しさを思う存分楽しみました。本番でもお家の人に見にきてもらうことを励みに、笑顔いっぱいで劇を披露した子ども達でした。