今年度は，コロナ対策が緩和され，以前の様に新入園児の保護者全員と，年長組の園児が参列することができるようになった。ピアノの演奏に合わせて保護者と手をつないで式場に入場した新入園児達。緊張した表情ではあったが，入園許可となる名札を付けてもらう時には，名前を呼ばれて「はい！」とお返事もでき，一人で前に出てくることもできた。皆から温かい拍手をもらって，とても嬉しそうだった。祝福に参列してくれた年長ひまわり組の年長児は，学園歌そして，歓迎の言葉や歌を歌って祝福してくれた。最後は，幼児部スタッフからの出し物「かわいいかくれんぼ」で，ペープサートのお歌をプレゼントした。さくら組さんは，手拍子をしてくれるほど，緊張もほぐれ，ほのぼのとした素敵な入園式となった。

　６月４日（日）は，特別に日曜日の参観日とし，たくさんの保護者が参観に訪れた。平日の保育参観に参加できない保護者の方と手をつないで登園する子ども達。嬉しい反面，いつもと違う様子に，最初は緊張気味だった。いつものように，朝の会をし，歌を歌ったりダンスをしたりして，緊張をほぐした後は，保護者と一緒に「竹（紙）とんぼ」を作った。細かい作業を手伝ってもらったり，見守ってもらったりして，素敵な紙とんぼが完成した。親子で飛ばしあい，楽しんだ後は，教室いっぱいに広がるパラバルーンを出し，全員で広げたり，山を作ったりテントを作ったりして遊んだ。さくら組さんは，満面の笑みで，パラバルーンを楽しんでいた。短い時間だったが，良い思い出ができた時間となった。

　６月１５日に夏のお楽しみ会を行った。自前の甚平や浴衣を着て登園する子ども達や，学園の法被を着る子ども達やスタッフ全員が，提灯が飾られた会場に集まり，とても賑やかに会が始まった。全員で，当学園の「よい子のマンハッタン音頭」を踊った。大きな和太鼓の音も響き，一足早い本格的な盆踊りとなった。盆踊りを踊った後は，各クラスが，それぞれお楽しみの部屋へ移動。一つは，和太鼓の部屋。音楽に合わせて，園児それぞれが和太鼓をたたき演奏を楽しんだ。二つめは，ブラックシアターの部屋。電気を消すと真っ暗な中，蛍光灯で光る絵を使った歌遊びを見せてもらった。三つめは，うちわ作りの部屋で，千代紙を自由にのり付けして，一人一人お気に入りのうちわを作った。終わりには，ラムネをもらって大喜びの子ども達だった。