～バイリンガルを育てる私立インターナショナル日本人学校全日制として～

　2024年12月に、ニュージャージーキャンパス全日制を「ＮＹ育英インターナショナルスクール」と改称いたしました。
　「Japanese Children’s Society」そして「ＮＹ育英学園」は変わりません。お陰様で先日11月18日には創立45周年を迎えることができました。これからも50周年、60周年に向けて私どもは歩み続けます。
　私どものこの全日制では日本人学校として日本語とともに、どの学校よりも現地校よりも独自カリキュラムをもとに個人個人に合わせたきめ細やかな英語学習が確立され、素晴らしい英語力が培われています。しかしながら、在籍の皆様に対してもそしてこれから本学園をと考えている皆様にも、お知らせがとても足りていないことが課題として挙がってまいりました。
　まずはそのための改善策として、2025年度より「ＮＹ育英インターナショナルスクール」と名称を変えることといたします。学校としては「日本人学校（全日制）」であることは、これまで同様に変わりありませんし、日本にあるインターのように英語だけに特化した学校に変わることもありません。
　学園の日本語名称は、これまでも内容に合わせて変わってきました。「よい子の幼稚園」から「よい子の学園」、現在のイングルウッドクリフスに引っ越してからは「ニューヨーク育英学園」と脱皮して参りました。今回全日制部門がインターナショナルスクールと名称が変わっても、在園児児童にとって大きな変化はありません。
　当学園の全日制では、日本人学校としての高い日本語教育レベルが評価されており、毎年、海外子女教育振興財団主催の文芸作品コンクールにおいて「学校賞」を受賞しております。
　また、英語教育においては、2011年度から「毎日の英語」の授業に加え、毎週金曜日を「金曜一日英語の日」とし、英語だけで過ごす環境を整えています。この日は、現地校のように英語のみで授業を行い、英語での教科学習や総合学習を取り入れるプログラムを実施しています。これにより、週10時間の英語学習を実現し、当学園独自のカリキュラム『ＮＹ育英クロスメソッド』として成果を上げています。
　この「日本語：3分の2、英語：3分の1」のカリキュラムにより、子どもたちは日本語という母語をしっかりと学びながら、海外においても精神的安定やアイデンティティの確立を図ることができます。同時に、第２言語である英語を無理なくスムーズに吸収することが可能です。こうした取り組みによって、当学園が掲げる「日本からアメリカへのソフトランディング」の成果が着実に現れています。熱心な日米の教師陣の努力により、バイリンガル教育の成功が多方面から高く評価されています。
　ご存じの通り、在外においては、「日本人学校」「現地校」「インターナショナルスクール」と大きく分けて3つありますが、本学園はそのすべてを網羅し、そのすべてに属さない、特別な存在の「インターナショナル日本人学校」としてこれまでもこれからも教育活動を続けてまいります。
　これまで同様に年間199日程度の授業日数を確保し、文部科学省指導要領に準拠した教科書を使用した教育に加え、現地の良さを生かした校外学習等も取り入れながら、独自の英語カリキュラムを豊かに展開してまいります。
　※企業様からの学費補助をお受けになる場合、本校は「日本人学校」でありますことをお伝えいただけますようお願いいたします。
 
2024年12月吉日
ニューヨーク育英学園
学園長　　岡本　徹

パンフレット

• 日本語版（PDF）
• NY IKUEI International School(Day School) Brochure in English （PDF）
• NY育英インターナショナルスクール（全日制）の英語教育

登録要項（時間割、定員、授業料などの概要）

• 2025年度 (2024年11月1日発表)

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