入学式の次の日から６年生が私たちのお世話に来てくれました。上履きに履き替えてかばんの中身を机の中に入れた後、かばんはロッカーの大きな棚へお弁当は 上の棚に入れることを６年生から教わりました。でも、６年生にやってもらっては勉強になりません。自分でやらなくてはならないよ、とみんなに励まされた１ 年生はがんばりました。
そしてすぐにできるようになりました。
そしてもうひとつ教わったことは、児童会ソングです。この歌を歌うと、みんな心がしんとします。「校庭のすみ咲いている名前のない花でさえ、風の吹く日も 雨の日もぴんと背をのばしている。」というところで、１年生もがんばらなくてはと感じるのです。１学期間歌い続けても心がしんとすることは変わりません。

「でんでんむしむしかたつむり、…」と元気に歌っている１年生です。頭には自分で作ったでんでんむしのお面をつけています。小さいものやら大きいものや ら、本物そっくりの色のものやらレインボー色のカタツムリやら、愉快なものがいっぱいです。１学期の間に「開いた、ひらいた」「めだかの学校」など、たく さんの歌を練習しました。英語でミッキーマウスの歌も練習しました。最初は難しくて歌えなかった英語の歌詞も、今では自然に口をついてでてきます。毎日の 積み重ねでできるようになることをどの子も感じたようです。元気すぎて時々脱線する１年生ですが、音楽が大好きです。大木先生、これからもよろしくお願い します。

５月１日に２年生といっしょに春をさがしにでかけました。さがした場所は、ハドソン川沿いのピクニックエリアです。川沿いの１本道を２年生との合同班でクイズを解きながら歩きました。
「この写真の花はどれかな。」
「見て、見て、これじゃない？」
「そうだよ。それだよ。」
「問題はなあに？」
手作りの自慢の旗をはためかせて、みんなでよく目を開いてよく頭を動かして歩きました。見つけた花は「ヒメオドリコソウ」「ヨモギ」「ガーリックマスタード」「クサイチゴ」です。
ニュージャージーの暖かな春を皆でのんびり楽しく堪能できました。