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2008年度 2学期 6年生

2008-2 6th Grade Class


ユニバーサルデザインを考える−国語−

ユニバーサルデザインを考える−国語−

国語の学習では、「ユニバーサルデザイン」について考えました。誰もが安心して使えるデザインを探求するために、6年生が最初に取り組んだのは、目や足の 不自由な人の気持ちを考えることでした。まずは教室からバスケットボールコートまでの道のりを、目隠しをして歩いてみることにしました。はじめは、友達に どこに柱や階段があるかを教えてもらいながら、次に誰の助けもなしに歩いてみました。「坂道では、転びそうな気がして怖かった。」「正面玄関の真ん中にあ る柱にぶつかるような気がして動けなくなった。」などなど、たくさんの感想が出されました。この経験を通し、「いろいろな人の立場や状況を考えて町を創る 大切さ」を実感した6年生でした。

本当の豊かさとは−学園祭−

本当の豊かさとは−学園祭−

6年生にとって小学校生活最後の学園祭となる、今年の劇のテーマは「豊かさ」でした。「私たちにとって本当の豊かさとは何か。ほしい物が何でも手に入るこ となのか。好きなときに好きなところへ行けることなのか。21世紀を迎え、私たちは本当の豊かさを手に入れているのか。現代に問題はないのか……。」教室 では、地球温暖化や頻発する殺人事件など、子ども達が感じている問題点についてたくさんの意見が出されました。そして、これらの問題を解決していくため に、私たち人間はどうあるべきかを、古代から現代までの歴史を振り返りながら考える劇にしようということになりました。本番当日、「真夏の太陽のように輝く未来に生きよう」という6年生の呼びかけに、会場からは大きな感動と拍手が送られました。

中国の産業と文化を知る−総合−

中国の産業と文化を知る−総合−

本学園理事であり、中国に精通していらっしゃる岩谷先生を向かえて「現代の中国の産業と文化」と題して講演をしていただきました。子ども達は、上海や大連 の町並みの美しさに目を見張ったり、おいしそうな中華料理にうっとりしたり、物価の安さに驚いたり、氷祭りの幻想的な風景に歓声を上げたりと、今まで知ら なかった中国の姿に触れることができました。講演後に書いた作文では、「今までは、食品問題や公害問題など暗いイメージを抱いていたけれど、一度、中国に 行ってみたくなった。」
「物事の善悪を判断するとき、いろいろな角度から考えることが大切だということを学んだ。」などの前向きな意見が多く出されました。6年生にとって世の中への視野が少し広がった大切な経験となりました。

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