１月２１日（水）のオープンハウスの日、１０才の４年生は『２分の１成人式』を行いました。４年生のみんなが企画・司会を担当しました。まず、お父さん お母さんと一緒にゲームをしました。みんなで、あせったり、はしゃいだり、笑ったりして、楽しい時を過ごしました。その後は、「人生満足度グラフ」の発表 です。今までの人生とこれからの人生を予想して満足の度合いをグラフに表しました。ノーベル化学賞受賞者、服飾デザイナー、パティシエ、シェフ、歴史学 者、ロボット博士、野球選手、そしてお父さんと同じ仕事をする子･･･、とたくさんの素敵な人生が次々と発表されました。最後に、お母さん方から「１０年 間育てて」のメッセージ。海外での生活の中の子育ての苦労、でもだからこそ、子どもの笑顔に支えられてきた、というお話には、思わず涙しました。

２月１９日（木）、３学期お楽しみクッキングを開催しました。メニューは『とんぺい焼き』と『お味噌汁』でした。今回は卵が苦手の琢也くんに配慮し、小 麦粉をメインに使って、お好み焼き風とんぺい焼きになりました。ねぎを刻んだり、卵をわったり、交代で作業しました。お味噌汁は、碧人くんのお母さんお手 製のお味噌！！を使用。そのお味噌に油揚げ、えのき、とうふ、わかめがちょうどよく交わり、風味のよい、優しく豊かなお味噌汁が出来上がりました。お味噌 汁チームは早く仕上がったので、とんぺいチームに合流。ガスコンロを2台使い、焼くひと、盛り付ける人、他の学年に配りに行く人、片付ける人、というよう に、みんな率先して仕事をしました。おいしく楽しく、頭もこころもフルに使ったクッキングでした。

３学期の理科「ものの温まり方」の授業のまとめとして『熱気球づくり』をしました。
空気を温めると上に上がるという性質を利用したものです。子ども達は、ビニール袋を切って、針金とアルミホイルを駆使して、ミニ気球を作りました。上に 上って行き過ぎたときに引っ張れるようひもをつけて、準備万端。アルコールを浸した脱脂綿に点火し、じっと空気が温まるのを待ちました。だんだんだんだん 空気が温まり、ビニール袋は膨らんでいきます。しばらくすると、気球だけで自立するようになり「あともう少しだよ！」と喜ぶ子ども達。しかし、外気温が低 く、風も強かったからなのか、それともアルミホイルの受け皿が重かったのか、それ以上は上がりませんでした。
「よし！次こそは！！」と、どうして飛ばなかったかをそれぞれ真剣に考え、まるで科学者たちの集まりのようでした。