３学期は６年生とのリーダー交代の大切な学期でした。一人ひとりが責任をもって、そして全員がしっかりと協力をして、楽しく元気に毎日を過ごしながら、そ の自覚を培う日々でした。まずは、学期初めの餅つき大会でした。６年生が餅つきの仕方を教えている傍らで、餅を丸めたり四種の味付け（醤油・砂糖醤油・あ んこ・黄な粉）をしたりと、てきぱきと皿に盛り付け、大活躍でした。１月から２月にかけて、縄跳びに勤しみました。毎朝６年生と一緒に大縄跳びをし、３分 間に跳べる記録を伸ばし続けました。その甲斐あって、全校で行われた大縄大会では新記録樹立とはまではいかなかったものの、優勝をすることができました。 跳ぶタイミングやそのスピードに、下級生は思わず拍手をしたり歓声をあげたりしてくれました。毎週月曜日の朝会では、児童会会長や副会長の任命式が終わっ た後、司会進行に頑張ることができました。

みんなが大好きな時間の一つが図工でした。長い期間をかけて、全員で一つの巨大作品を作り上げました。一人ひとりがパーツやデザインを考え、手作りマス コットが見守り、全体を組み合わせると教室いっぱい広がるという、みんなで楽しく遊べる作品です。スタートのビー玉を転がすと、ころころと手作りの道を転 がり、最終的にゴールに入れるのは運次第。最終ぐるぐるゾーンに向かう道の角度や置き方がちょっとでもちがうと、なかなか入らないという難しさ。それゆえ に、ついつい何度でも挑戦したくなる、愉快な作品です。学習はしっかり、遊びは元気一杯という５年生は、とにかく溌剌と毎日輝きながら、６年生の巣立ちにむけて、６年生を送る会 や卒業式の準備を頑張る日々でした。卒業式を1週間前に控えた6年生を送る会本番では、お揃いのＴシャツを着て、準備や飾りつけ、司会進行と、どれも精一 杯がんばる姿に、頼もしささえ覚えることができました。

今年度の締めくくりクッキングを行いました。みんなで話し合って決めたメニューは、沖縄名物「ちんすこう」と、わくわくどきどき「ロシアンルーレットたこ 焼き」です。「ちんすこう」を焼こう！と思い立ったのは、社会で日本の国土を勉強し、ガイドブックにまとめたことがきっかけでした。担当の坂内くんが沖縄 の名物として紹介してくれた「ちんすこう」を誰も見たことも聞いたことも、もちろん食べたこともなかったからです。しかし、本物を知らなければ作れない！ ということで、市販品を味わってから挑戦しました。みんなが持っているのが手作りの「ちんすこう」です。みんなの感想はというと・・・・「本物よりおいし い！！！！」でした。確かにさくさくとして、とてもおいしかったんですよ。ロシアンルーレットたこ焼きは、それぞれが家から持ち寄った具を入れたたこ焼き を焼きました。わさび、トマト、チョコ、こんにゃく・・・・色々な物が当たる度に、悲鳴と歓声が教室にとどろく、楽しく美味しい（？！）時間となりまし た。