ホオヅキのような朱色の小さなふくらみの中から，フウセンカズラの種が出てきました。
「種にハートの模様があるよ。」
「あっ、ほんとうだ。」
「かわいいね。」
子ども達は口々に言っています。
５月のある日に，あるお母さんからいただいたフウセンカズラの種を，教室裏のフェンス沿いに蒔きました。植えたばかりなのに子ども達は時々窓から顔を出しては，地面から芽が出ていないか確かめています。雨で種が流れたのではないか，リスが食べたのではないかと気が気ではないのです。だいじょうぶですよ。きっと学園祭の少し前に、朱色に色づいたフウセンカズラがたくさんフェンスからぶら下がっているでしょう。

ずっと前から図工で作ってきた，ぼくらの「わかば町」が完成しました。よく整備された道路沿いに素敵なビルディングが並んでいます。円窓のビルディング，エンパイアステイトビルディングのような高いビル。面白い模様のあるビルディング。庭にも木が生えていたり池があったりと，自然もいっぱいです。こんな町にみんなで一緒に住めたら、毎日どろけいやはさみっこができますね。ドッジボールもできますね。犬も飼えるし猫も飼えるし，とても素敵な町になりました。想像が大きくふくらむ楽しい図工の時間でした。百瀬先生ありがとうございました。

九九の表のしくみを学習した後は，九九を使った，楽しいゲーム作りです。このゲームは班ごとに相談して決めました。野球の好きな子ども達の多い班では、女子の意見を抑えて，野球のかっとばしゲームが完成。
「ぼくの名前は松井だよ。」
「ぼくは，イチローになる。」
「じゃあ、対決だあ。」
名前を決めるのにもこだわりがあります。そしてやっと始めたゲームでは，何回やっても０点のところにしか入らない子がいます。でも、きっと，０×５の計算は間違えずにできるようになったのではないでしょうか。ふふふ。