2009-1 5th Grade Class
5年生最初の調理実習は,おにぎり作りでした。食べることと遊ぶことの大好きな5年生にはぴったりの学習でした。最初の1個は,手につくご飯をとることで一生懸命で,出来上がったおにぎりよりも,手についたご飯の量のほうが多いくらいでした。2個目となると上手にできるようになり,見違えるようなできばえでした。昼食で,自分の作ったおにぎりを食べて,「家でも作ってみよう。」「三角に作るのは難しいなあ。」とみんなで話しながらおいしくいただきました。5年生は,これから学級園に田植えをして,お米を作ることから始めます。食べることが大好きな5年生が,食の大切さを学校中に発信できるように取り組み始めています。
5年生ならではの活動と言えば,米作りです。もみまきから大切に苗を育ててきました。苗の感触に「気持ちいい。」とかわるがわるなでていたために,少ししおれ気味の苗でしたが,雨の合間を縫って無事田植えが終了しました。みんな田植え初体験で,田んぼの泥に悪戦苦闘しながら,苗を植えていきました。みんなの気持ちが苗に伝わり,すくすく育っています。毎日の水の管理も当番の仕事です。田んぼの状態に合わせて水の加減をしていくのは大変で,時には水没し,時には干上がっていることもありますが,5年生の愛情で決して枯れることはありません。秋には,たくましく立派な稲穂を見られるのを楽しみにしています。
5年生の大きな行事,ワシントンDCへの3泊4日の移動教室に行きました。5,6年生の14人で協力して活動しました。バスでの移動は長いなあと思っていたのは出発前のこと。出発してしまえば,みんなで大いに盛り上がり,あっという間にワシントンDCに到着でした。ワシントンやリンカーンといった歴代の大統領のゆかりの場所を訪れ,当時にタイムスリップしたかのようでした。ホロコーストミュージアムやスミソニアン博物館などを見学し,平和について『見て 聞いて 感じた』貴重な4日間でした。
1学期で3人の仲間がお別れです。移動教室は,友達との大切な思い出作りにもなりました。この学校ならではのたくさんの経験が,新しい学校での皆さんの力となることでしょう。