２０１０年が明けるとともに、１８名の笑顔が戻り、第3学期が始まりました。校内でのもちつき大会では持ち前の笑顔と元気で威勢のよい、もちつきをし、書き初め大会では、姿勢を整え、伸びやかな字をそれぞれ書くことができました。冬休みの宿題になっていたかるた作りは、アイデア豊富なものがそろい、それを使って特別図工では、かるたとり大会を行いました。6年生との思い出作りにと全校で映写会を実施したり毎週月曜日はスケート学習に励んだりと、新年からたくさんのことがありました。
クラスでは、「名人さんいらっしゃい」に取り組んだ今学期。専門家の先生をはじめ、保護者、児童に中から「名人さん」を募り、色々と実施しました。1月は、切り絵芸術家久保先生からは切り絵を学びました。そして、2月は、保護者のお父様がチェロ名人として来てくださいました。
わかりやすいチェロのお話と音出し体験、素敵な演奏などに、音楽のよさをたっぷりと学んだ子どもたちでした。

4月から文字を書くことを頑張ってきた子どもたち。
書写の時間はもちろん、文字を書く活動時間は、真剣にしっかりと取り組んできたのでどの子も、とても素敵な字を書くことができています。そんな字を書く活動を支えてくれている「鉛筆」を大切にする心を育てようと3月第1回目の「名人さん」として、保護者の中からお一人のお母様が、カッターやナイフなどで鉛筆を削る学習を実施してくださいました。初めての鉛筆削り！という子がほとんどでしたがこの日のためにと、それぞれのおうちで特訓を受けてきた子もおり、誰一人けがをすることなく、上手に削ることができていました。削れた鉛筆をうっとりと自慢げに見つめる子どもたちは、とてもとても可愛かったんですよ。

名人さんの最終を飾るのは「カレー名人」でした。
子どもたちの中にも「名人」がおり、もちろん保護者の皆さんはほとんどが名人！・・・・ということで最終回は「名人さん、大集合」として、親子カレー作りを実施しました。
材料決めから手順まですべてを子ども達が話し合い、二種類のカレーを作りことになりました。一つは、じゃがいもやブロッコリーの入ったカレー、もう一つは、さつまいもやピーマンの入ったカレーです。子どもたちからの名人代表（いつきくん、おうたくん）がそれぞれのチームを率いてそれをお母様たちが補助をしてくださいました。炊飯から、カレー作りの一つひとつを、全員が協力をしてがんばりました。約５０人前のカレーを作り上げ、お昼にはお世話になった6年生や先生方、そして一緒に準備をしてくれた5年生も一緒に、おいしいカレーに舌鼓を打ちました。「おうちでまたカレーを作るんだ!」と、大張り切りの子どもたちでした。