2nd 2011 1
4月のある日,新しい学年になってから,初めて学校の外へ探検へ行きました。
今回の目的は,「春探し」です。
学校の周りには,赤いチューリップやピンクの桜,紫のすみれなど,色とりどりの花が咲いています。
普段,車で何度も通っている道にも実は色々な木や花があることが分かりました。そして,どこかの家の小さな花壇には,なんと小さなサニーレタスがありました。
その後,大きな桜の木の下でみんなで絵を描いたり,たんぽぽの匂いをかいでみたりしました。
「春って,きれいな色が多いね。」と話していると,「先生,今日一番の春を見つけました!それは,このきれいな青空です!」と,一人の子が言ったのでみんなで空を見上げました。そこには,ピンクの桜の奥にきれいな青い空があって,ピンクと水色の素敵な色の組み合わせがありました。
今年の2年生は,学級園で「にんじん」作りに挑戦中です。まずは,学級園の大掃除からにんじん作りはスタートしました。草取りをしてみると,なんとゴミ袋二つ分もの草が生えていました。
そして土を耕していると,土の中からミミズが出てきました。「ミミズは良い土の所にしかいないんだよ。」と聞くと,子ども達は俄然やる気になりました!
しかし,種まきをしてからしばらくは芽が出ず,「まだ出ない・・・。」と肩を落としていました。
そんなある日,久しぶりに学級園へ行くと小さなにんじんの芽がニョキニョキと生えていました。その時は,クラス全員で「やったー!」と大喜びをしました。
どうやら,にんじんの収穫は秋になりそうですが,収穫したらにんじんホットケーキにするためにみんなで「大きくなあれ」と毎日励ましています。
幼稚園の年中組の子達と一緒にお弁当を食べました。「一体何を話したらいいの?」と,最初はとても不安そうで恥ずかしがっていました。お弁当を食べる速さも全然違って,二年生になるとあっという間に食べ終わってしまいました。そこで,色々な空き箱を使ってロボット作ってみたりピアノを弾いたりしていると次々と幼稚園の子達が集まってきました。そして自然と会話が生まれて,あっという間に一緒に楽しい時間を過ごすことができるようになりました。
幼稚園の子ども達は,色々なものを作っていく小学生を尊敬の眼差しで見つめていました。「3歳年上になると,色々なことができるようになるんだね。」と自分の成長に驚いていた様子が可愛らしかったです。