2学期が始まって早々の8月の下旬。1年生から3年生までの合同宿泊学習ファームステイへ行って来ました。
今年の2年生のめあては３つ。
①たくさんの動物を見て色々な発見をすること。
②3年生のお手伝いをすること。
③1年生のお世話をすること。
昨年は，遠くから眺めていた子牛へのミルクやりも今年は一人で出来るようになりました。
　夜には，友達と一緒のベッドで仲良くおしゃべりをしながら楽しいひと時を過ごしました。興奮してねむれずに　　先生に怒られてしまいました・・・。
魚釣りに牛の乳搾り，ニワトリの玉子拾いに動物への餌やり。たくさんの事をしてファームで働く魅力と大変さを経験した2年生でした。「たくさん動物は飼ってみたいけど，一人で世話するのは大変だなぁ。」との呟きが印象的でした。

1学期に学級園に植えた「にんじん」は，2年生の願いが通じて元気にすくすくと大きくなりました。そして迎えた9月。遂に収穫です。とても太くて長いにんじんがダンボール一杯になるくらいに取れました。
　そして，みんなで念願の「にんじんホットケーキ」作りに挑戦しました。皮むきは慎重に，すり卸しは力いっぱいやりました。そして，ホットプレートで焼いて，裏返すのも自分たちでやりました。上手くできなくて，丸まってしまいホットケーキがクレープみたいな形になってしまったものもありましたが，最後のほうはコツが分かったようで，とても上手に焼けました。さて，肝心のお味は・・・？
「ダイエットする人の食事みたいですね・・・。」との感想がありました。

今年の2年生は，ドイツの民話「魔法の玉」の劇を発表しました。今年は，台詞を覚えるのはもちろんのこと，ダンスや劇の全員でハンドベルの合奏をしました。特にハンドベルでは，動いたり落としてしまったりすると音が鳴ってしまうので，「音を鳴らさない練習」から練習をスタートしました。
毎朝，朝の会の時に練習をしたり，音楽の先生に教えてもらったりしながら徐々にメロディーを奏でることができるようになりました。
そして，いよいよ本番。劇の最後に「ジングルベル」と「きよしこの夜」の美しい音色が会場に響き渡りました。そして，一番最後の3つの音を合わせた時，会場からは感嘆の声と大きな拍手が沸き起こりました。その瞬間，子ども達は大きな自信と達成感でいっぱいの顔で満ち溢れていました。