２名のお友達を日本から迎え，１８名となった1年生でした。
始業式後のお餅つき大会を皮切りに，書き初め大会や縄跳びカードのスタート，新しい係や新しい座席などなど，新年の気 分とともにたくさんのことがあった1月でした。そんな中，冬休みの図工科宿題として，それぞれが２～３枚ずつ仕上げた「かるた」（図と言葉と手書きです） をすべて使い，1年生かるた大会を行ないました。育英学園伝統のござの上に，２チームに分かれて座り，元気のよい「はい！」と声とともに言葉を聞き，文字 を探して，競いました。かるたを取ることはもちろん，それぞれが考えてきた札の言葉の面白さや調子よさに笑いが絶えないひと時でした。

２ 月最初には，さらに1名のお友達を日本から迎え，１９名となり，ますます元気なクラスになりました。そんな２月は，記録的な大雪に見舞われました。子ども 達ににとっては「待ってました！」の大雪でした。２学期以来の積雪だったからです。きらきらと輝く白い雪と青い空の下，防寒の帽子をかぶり，手袋をつけ， コートをしっかりと着て（これを冬の３点セット，と呼んでいます）準備ばっちり！にして，全員で雪遊びに出ました。グラウンド一面に積もる雪に， 「わぁーーーーー！」という嬉しい声をあげながら，それぞれが色々な雪遊びを始めました。雪の上に寝転がったり，不思議な大きな動物を作ったり，かまくら を作ろうと雪を集めたり・・・。もちろん，雪合戦も楽しんでいました。

１月から2月は，生活科で「名人さん，いらっしゃい！」という活動を全４回行ないました。保護者から，様々な名人さんを募り，得意なことや技を披露してもらおう，そして学ぼう，という時間です。
第1回目は，才田名人（お母様）さんによる「消しゴムはんこ作り」でした。小さな消しゴムと，不慣れなカッターを使い，それぞれがよく話を聞いて，世界に１つだけのはんこを作り上げました。１度コツをつかむと，名人さんもびっくりするほど，次々に新しいはんこ作りに挑戦し，時間いっぱい頑張っていた子ども達でした。
　第2回目は，西原名人（お父様）さんによる「ピアノ演奏」でした。耳で聞いただけでどんな曲も奏でられる名人の演奏に，酔いしれたひと時でした。
第3回目は，茶道名人（野崎さん／お母様）。掛け軸や生け花などを整えた教室で，本式のお作法を学び，表千家流のお茶を頂きました。
第4回目は最終回として，リズムパーカッションのワークショップを，プロのドラマーでもあるブレイク名人（お父様）さんが開いてくださいました。一人ひとりがプレゼントされたスティックを手に，３種類の軽快なリズムを学びました。
たくさんの活動を通して，心身ともに大きく成長し，2年生への準備はばっちりです。