「休み時間は一緒に遊んでくれた。」
「英語の授業ではいつも隣に座って、わからない単語を教えてくれた。」
「学園祭練習のとき、励ましてくれた。」
４年生の子どもたちが、６年生へ向けて書いた手紙の抜粋です。いつも優しくしてくれた６年生に感謝の気持ちを込めて、６年生を送る会では何をプレゼントしようかと、ずっと考えてきました。全員一致で決まったのが、ドラえもんの劇です。ドラえもんの登場人物に、６年生を加えた劇を、自分たちで考えました。ドラえもんのポケットの中には、思い出キャンディーという道具があります。過去の出来事に戻ることができる道具です。６年生が一番楽しかった行事に戻るというストーリーを考え、脚本も配役も全て自分たちで仕上げました。当日は６年生、本当に喜んでくれていました。「６年生、いままでありがとうございました！」

４年生は理科の授業で、水の学習をしました。水を冷やすと、氷になりますが、氷になるまでの温度には規則があるようです。水が凍り始めて、全部の水が氷になるまでの温度は変わらないのですが、全部の水が氷になると、温度はさらに下がっていくというのです。それを確かめるために、実験をしました。まず、みんなの大好きなジュースを４０分間冷凍庫で冷やしたものと、２４時間冷やしたものを比べてみました。４０分間冷やしたものは０℃、２４時間冷やしたものは－１５℃でした。食べてみると、はっきりわかりました。４０分間冷やしたものは、すぐにおいしく食べることができましたが、２４時間冷やしたものは、冷たくてすぐには食べることができませんでした。今後おいしく食べ物をいただくためにも、この学習は役に立ったようです。

２月１４日はなわとび大会です。挑戦する種目は「長縄八の字跳び」。１月に入ってから練習を始め、もう１ヵ月半も毎日のように跳び続けてきました。練習し始めたころの記録は２００回前後でしたが、日々跳んでは反省をし、少しずつ記録を更新してきました。大会の前々日、５・６年生と長縄練習を見せ合いました。人前に出るとさらに張り切る４年生。この日も今までの記録を更新して２９１回跳びました。大会の前日、クラスの目標を３００回と決めました。さあ、いよいよなわとび大会当日です。前日までの最高記録は２９１回。気持ちを合わせて少し緊張しながら臨んだ本番。結果はなんと２９６回！目標まであとたった４回及びませんでした。それでも今までの最高記録を出せた４年生は、悔しい中にも少し満足げな笑顔でした。